携帯から書く日々ブログ
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昨夜、私は7人の賑やかな若者軍団に遭遇した。私の住まいから10メーター離れた住宅。時計を見ると10時を回っている。
懐かしい昔の居候連中を思い出しながら[楽しそうね、私も入っていいかしら]最近の若者は、と言うが本質は変わっていない。 [いいすっよ!どうぞ、どうぞ] 入ったはいいが私はアルコールの類は口にしない。若者軍団からブーイングの嵐が飛んでくる。 でも悪い子たちじゃない。年は19~23で、ネクタイと言う首飾りが不似合いな野獣軍団。 私はこう言う子たちが好きなんだと思う。酒が入った会話はめちゃくちゃだが、空気が気持ち良い。酒の勢いから、私はキスを要求された。[おばちゃん、これカッコイいいやろ!着てみい] 羽織ってみたら、なかなか似合う。しかも私が好きな黒のジャンパー。 [おばちゃん、それやるからキスして!]軽い乗りで私は右側の子のほっぺにキスをした。 愛したくても愛せない状況を作る人がいる。私はこんな風にいつも誰かを愛してきた。そんな私を好きか嫌いかの判断は他人に任せる。私は見るからに薄汚い人にはキスはおろか、側に寄るのさえ拒む。若者の柔らかなほっぺが気持ちいい。愛され生きて欲しい。そんな思いも込めて。 大袈裟なことじゃない。ちょっとしたことなんだと思う。優しい触れ合いが長く続けば、信頼とも友愛とも成り行く。 最初から恋愛を意識した関係は嫌いだ。基本がないのに何故恋愛が成立するのかが分からない。案外人は恋愛と言う幻の美酒を飲み現実を忘れたがっているのかも知れない。 新坂もそうだが、あまり会話もしなかったし、ましてや肩を組んで歩くなんてことも無く、ただ傍らにいるんだと言う安らぎのようなものだけを感じていた。 あの頃、新坂に感じていたものが何より真実に思える。 愛は後から生まれる。いろんなことに言えるんじゃないの。私は去年までウサギを飼っていた。娘が出てから私が面倒見るようになり、毎日相手をしているうちに日常に置いて、無くてはならない存在になっていた。 逆もある。結婚式を挙げ永遠の誓いを立てたはいいが、3日で離婚なんてのも。要は互いがどんな時間を共有したかなんだと思う。 私は言葉は好きだが、言葉の奴隷にはなりたくない。あくまで言葉は心を表現する便利な、かつ安上がりな道具に過ぎない。 PR |
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