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職場に行くのが怖くなる 世の中が彼らを作ったのだと同情もするが、世の中に流されるがままに何も考えず行動する彼らを恐れてもいる 彼らの中に入っているとサライと言う人間の存在も嘘のように思える サライを思う時祈るような気持ちで呟いている(現実に帰らないで…)この現実に立ち向かって闘える人間はそういない 敗北の結果、卑屈になるか孤高の王者を気取るか どちらにも行かず精神の中立を保つにはよほどの精神力を必要とする
かって私は寂しいと言う感情から人々に迎合していた 今は孤独の中にいる 出るに出られない、とでも言っておこうか 孤独な世界から迎合し、へらへら笑いながら嘘で塗り固められた過去の自分を眺めると憐れみすら感じる サライに会ったのもその頃だった 新鮮だった 上っ面だけの仮面を被った人間の中でサライは何の装いもせず素朴に佇んでいた 傲慢さは微塵もなかった 美しいとしか形容出来ない よくぞ生き残ってくれた、とも思った
様々な芸術家が賛美した人間像を目の当たりにし、疑いつつ眺めていたのだと思う 信じていいものか迷ったのも確かだ 疑いがよぎる度に新坂の言葉を思い出し、新坂が私を愛した理由を知っていった 新坂に出逢った頃の私は最悪だった 頭は丸坊主を隠すためにカツラをつけ、年がら年中Gパンにワイシャツと言う格好だ 色気などある訳がない
新坂が見ていたのは私の外観ではなかったのだとサライを通じて知った 内面から豊かに溢れる偽りのない生命の鼓動とでも言える温かさのようなものがサライから漂ってくる 芸術家が理想として描いた人間像が生きた人間として目の当たりに出現した、そんな気がする 多分、そのあたりから人間の内面を感じていた自分の感性をも信じるようになったのだと思う もう一つの確証は新坂の言葉でもある 世の中の大概の男たちは美人で若いと言うことに女の価値を見ていたのだと思う その浅はかな連中の中で新坂だけははっきり断言した[俺、顔には惚れないんだ]今ならこの言葉の意味が真実だと確信している 内面からの美を感じる才能を持った人間と上っ面しか見れない人間がいるのは確かなのだ 私が職場で接している人間の殆どが上っ面しか見てはいない そこしか見えていない彼らにとって内面などはどうでもいいことなんだ もし、彼らが人間の中には心を読む人がいるのだと知ったなら、多少とも自分の疚しい行為を恥じるだろう しかし、多勢に無勢は辛い 負けるなら
神に私の命を奪ってほしいとしか祈れない 私は偽りに満ちた世界に帰る気はない その決意を新たに固めてくれたのがフィギュアのペアの高橋成美とマービ、トランでもあった 心と言う存在の確信を得るためにあらゆる書物を読んだ だが、書物より確かなものは実物に触れることだとも思う
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オトナの即愛倶楽部
もう子供騙しな恋愛には飽きたという大人の方々に利用してもらいたい。煩わしいことは一切省き欲望のみに忠実になる。一瞬聞けば子供の恋愛に感じるだろうけどここに登録している大人の男女にはこの本当の意味がわかっています。わかるあなたも仲間です。
【2012/02/04 21:39】 NAME[オトナの即愛倶楽部] WEBLINK[URL] EDIT[]


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