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あっちこっちとさ迷うように、あてど無く日本の各地を巡った 札幌は私が一番気にいった地でもある 一回目の時は金銭的な問題で札幌を離れざるを得なかった 理由は[金が無くなった]からなんだが、一旦札幌を出て、大阪に帰りバイトの掛け持ちをし、2ヶ月でほぼ軍資金を貯めた 今思いだすと凄いバイタリティだと我ながら感心する 高度成長期の出発点だったあの頃はまさに[猫の手でも借りたい]状況も幸いだった 働く意欲さえあればどこでも雇ってもらえた
寝る時間もバイトに使った それができたのは[若さ]でもあった 若さしか取り柄のない私は最大に若さを利用したのだと思う あの頃の私はただ見知らぬ地への憧れだけがあったように思う その反面安らげる場所も求めていた 様々な矛盾した要素があの頃の私を混沌の渦に巻き込んでいたのかも知れない [落ち着きたい]と[未知なるものへの憧れ]が同居していた
今、私は現実的な生活圏を変えている訳ではないが、内面的には絶えず新たな大地へと向かって突き進んでいる 見知らぬ地は寂しい…同じようなもんだ 今まで住んでいた地を離れるのは不安がある 私の意志では何ともし難い変化が常に纏わりつく 道無き道を歩き続ける私は時折不安を感じ、過去へと連なる記憶を辿る 道しるべのように聞いた囁きを思い出す[おまえが芸術だ][神は私の中にいる] 私には意識出来ない世界から突如として、ある叫びとも取れる怒りに似た声を思い出す
間違えないでほしい 私が神なのではない 私の中に神は宿るのだと 茶化した言い方をすれば肉体は神殿に過ぎない 神殿にしては随分とお粗末ではあるが 神が身を潜めるには相応しい神殿でもあるのだろう
話を飛ばそう 人間が本性を現すのは最も弱い存在の前でしかない、と言う事実がある 人の弱みにつけ込んだ行為にその人間の本質が現れる 私が我を忘れ助けたあの人は神が姿を変え現れたのかも、と言う想像が生まれる 神はその人の行為の中に現れる現象に過ぎない
邪悪な人間は最も弱い人間を通し語られる 何故なら、弱い人間には拒む力がないのを知っているからなのだと思う 人はあなた自身の内部に眠る存在を映す鏡 それが悪魔になるならあなた自身の人間性が悪魔なのだ
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