携帯から書く日々ブログ
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心の綺麗な人だったのだろう。
何時、私の心に気付いたのだろう。新坂の目に映った私より新坂の心を美しいと感じる。 亀沢もそうだが、新坂の友人はいい人が多かった。近くのスナックのママさんが新坂のことを誉めていた。人から慕われるような人間性があるなら、彼がそうなんだろう。 私は新坂と別れた後もスナックに行っていた。亀沢とも会っていたが誰も私の前では新坂の話はしなくなった。 スナックは新坂が私を連れて何度か行っていたのだが、彼も苦学生だったのに、そんな金あったなぁと今頃になって疑問に思う。 無理させていたのではなかろうかと案じても後の祭り。格好付けるような人じゃなかったから、普通に一緒に居たかったんだろうし、若しくは私にいろんなことを経験させたかったかも知れない。 懐かしい思い出を辿りながら新坂の心を探している。 ビリヤードも好きだった。ボウリングも。私は新坂だけの時なら平気だが、他の人が混じると嫌だったんだと思う。 新坂には気を使わないのだが、他の人といると自分が異質に感じて嫌な気分になってくる。 他人なのに他人じゃない感覚。私がセックスを記憶していないのも案外そこら辺りにあるのかも知れない。 何をどう思い出しても普通の人間じゃない。少なくとも、そこら辺りにいる人間ではないのだけは分かる。 (帰っておいでよ)もそうだが(なんで僕に黙っていなくなるんだ)も悲しい響きだ。 神様が私に与えて下さった最高の贈り物。人間に生まれたならあなたのような人に愛されたいと誰もが願うのでしょう。 PR |
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