言葉にならない思い

寂しいと感じるのは言葉に出来ない思いがあるからなんだ。命の中に寂しがり屋の虫がいる。何故こんなに寂しいと感じるのだろう。空虚から抜け出すと寂しいと言う思いに胸が締め付けられそうになる。
切ない。焦がれるほど愛しても、溢れるものがある。ゆく宛も無く、ほとばしるものがある。愛さずに生きるなど出来ない。心はそんな風には出来ていないのだろう。
今日、にこやかに笑顔を見せてくれた人がいる。何となく救われる。一人で生きていてもつまらないもんだ。
時折人の寂しい心にオアシスを感じる。何故だろうね。優しい人は寂しがり屋が多いんだ。
せっかくこの時代に生まれてきたのに触れ合えずに別れるなんて切ないもんだ。仕事の通勤途中で警備をしている方と挨拶するようになった。敬礼をし、笑顔を見せてくれる。嬉しいと思う。
些細なことなんだ。朝の気持ちいい挨拶一つで１日楽しく出来る。そう言うのをおざなりにしたら駄目かも。
こんな形でしか自分の寂しさは癒せないのだろう。
加藤和彦さんが自殺した本当の理由は分からないが、心から愛した人を失ったらやりきれないんだろうね。
ウサギのプチが亡くなった時と同じにしちゃいけないんだろうが、喪失感は変わらないんだろうね。こんな気持ちになるから愛したくなかったんだが、止まらなくなった思いがある。失うくらいなら黙って見ているだけでいい。[元気にしてるんだね]
無言で伝わる思いがある。
誰かが気にかけてくれているって分かるだけでいいもんだよ。心があるから寂しいんだよ。それが無くなったら人間おしまいだよ。
そう思うよ。感じて生きていたら辛いことも感じる。心はすっぽり感じる。