携帯から書く日々ブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日の彼もそうだが、私の周りに似たような波長を持った人間が寄ってくる。
あらゆる空間に我が物顔にいるが、一旦空間を変えると別人になる。同じ人間とは思えないほど空間の中に溶け込む。 同じ人間だとは分かるのだが、意識が別人になっている。 まるで野生のライオンのように気配を消し獲物に近寄る。大概の人間は多少の意識を共有している。しかし、私が会う不思議な生物は人間の持つ意識を衣装のように脱ぎ捨てる。 [何も考えていない]のではない。誰も姿は見ているが、意識を捕まえることが出来ないだけだ。 サライは見抜かれたことをすっとぼけたが、今日の彼はアッサリ自白した。 恐らく他者から何度か言われたことがあるのだろう。 [不思議な人]と。 まるで磁石のように私の側に寄って来て、自然に会話が弾んだ。私の指摘に対しても極自然に[よく言われます]否定もせず、アッサリしたもんだ。 悪あがきはもう止めたい。寂しくなるだけだ。 めったに会わなかったが、最近、何となく似た者が寄ってくる。私にコンプレックスが無くなってオープンになっているからなんだろう。 随分、昔に私は同類に会っている。私に自覚が無く、自分の持った資質を欠点のようにしか思えなかったのが徒となり、すれ違いに終わった。今なら彼が何を言わんとしていたかが分かるのだが、あの頃は別人の衣装しか持ち合わせてはいなかったんだ。 今、思えば随分安っぽい衣装に拘っていたものだ。 一枚の衣装しか持ち合わせないよりか、自由に場所に合わせて身軽に着替えたい。 今頃どうしているやら。珍獣に会って喜んでいた姿が懐かしい。 狸と狐の化かし合いも楽しいもんだ。悪意はないんだが、誤解されるね。 寂しいからいろんな人間に化けるんだが最終的には本来の自分でいたい。 波長って不思議だね。珍しい波長だからなかなか会わないんだが、寂しがり屋が寄って来るのも特徴だ。人間は自分に似た人を好きになる。そう言うのを利用してる訳じゃないんだよ。寂しいから寂しがり屋の気持ちが分かるだけなんだ。 PR |
カレンダー
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
|