携帯から書く日々ブログ
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道に迷い橋を探していた。橋の袂ににいる女性に聞くとここにはそんな橋はないと言う。堤防には顔だけが土の上にボンヤリとある。多分、死んでまだ土に返りきっていない死者なんだろう。
今日は祭りがあるらしい。やたら橋の袂には人が大勢いる。何故か皆同じ方向を向いている。 随分古い橋のようだ。橋の脇には灯籠がある。灯籠の側には無造作に財布が投げ捨てられていた。だが、誰も財布には目もくれない。拾おうとしたら一人の人が[この世界では金は必要ない]と言う。 夢はそこで終わった。 現実。そこに愛する人がいるから価値がある。サライ、君のいない現実に帰る気にはやはりなれない。どんなに自分を励まし、生きねばと言い聞かせても君がいない世界に私は住めない。 昨日、ある人を見た。彼は君と同じ職業をしている。君に似ているとも思った。彼を見ていると安らぐ。愛する人がいるんだとすぐ分かる。どんな職業であれ、愛する人を守りたい、愛する人と一緒にいられるこの現実を愛しているのだと言うのが感じられる。この人が守っている人はどんな人なのだろうかと想像する。純粋な人… 人間をこよなく愛する人なんだろう。彼は心から愛する人を探せた一人なんだと思う。 仕事の内容には関係ないんだよ。ただ、愛する人と一緒にこの世界で生きているだけでいいのだと彼は無言で語っているように思えた。 理不尽な現実だろうが矛盾に満ちた世界だろうが、傍らに愛する人がいさえすればいいんだ。 生きていると言う実感があればいいんだ。 PR |
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