携帯から書く日々ブログ
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[少し歩こうか?]トイレの帰りにすぐ部屋に帰るのも芸のない毎日なもんだ。
廊下をノンビリ歩いた。窓から秋の日差しが心地よい。 暫く歩いていると疲れた様子[少し休んで行こうか] 窓際の椅子に腰を卸すと窓の下に柿ノ木がみえる。 [あれは柿ノ木だね。小さいからまだ実はならんな。桃栗三年柿八年って言うんだよね] たわいない話をしているとおばぁちゃんが笑いながら[ここから窓開けて飛び降りたい]と思った日があったと言う。 世の中からやっと解放されたと思ったら今度は監視された毎日に鬱にもなるわいな。 健康のために体操をしましょう、なんてのを聞きながら本人は拒んでるんだよ。死にたくなるのは楽しくないからと言う単純な理由なんだが、もっと悲しいのは逃げ場もない、挙げ句の果てに嫌な奴に介護されて生きていたいなんて思えないのだがなぁ。 と言う訳で私はひたすらじじいばばぁに好かれるための努力あるのみ。 好きな人と過ごす時間が一番の幸せだから。私は嘘つきだから人を騙すのはお手のもの。老い先短いのは本人が良く知ってる。 今まで出来ていたことが出来なくなる。そう言う悲しさを感じさせるのは嫌だ。何も出来なくたっていいんだ。[今、楽しい?]無言で肩に手をおく。 好きな人と歩く道は楽しい。そんなもんだよ人の心なんてもんは。 嘘つきが私は好きだ。心からついた嘘は誠になる。 瀬戸際にたった人間は本心では無く本質を見抜く目を持っている。 要するに人間性なんだよ。 おめぇの嘘は許せないがてめぇの嘘はいいねぇ。世の中は全部嘘なんだが、相手のことを思ってついた嘘は伝わるんだよ。 PR |
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