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あの日々が私にとって如何に地獄だったかが離れてみて初めて実感出来た
音楽と食事らしい食事のある生活 大それた望みでは無かったのにそれさえ阻まれていた 食事を作りながら音楽を聞く 静かで穏やかな時間がここにある
絶望的な生活の中で唯一の救いがサライの存在だった サライに最初に書いた手紙に[君は私の希望]漠然とそう感じたままを記し手渡した 本当にあの頃はサライだけしか喜びと言えるものはないように感じた 他には何もない世界でサライの存在にしがみつくように生きている自分を悲しくも思った サライは今でもかけがえのない存在には違いないのだが、サライを中心にあらゆるものが輝いて見える 最初からそこにあった様々なものや出来事、人 辛辣な顔した現実に時折美しい花を見つける度に[前からここにあったんだ…]
気持ちが暗いと何もかも色褪せて見えるものかも知れない
軽快なリズムで私は人々と触れ合っている 今日は心電図を取った 心臓の薬を貰う為に一応定期的に心電図を取るのだが、馴染みのドクターが[いい心電図だ]と笑いながらの会話 いつもアホなことを言う私にドクターは[海外にでも行ってたの]勿論冗談だが [そう、天国と地獄をね] 私はこのドクターとは相性がいいんだろうなぁ 二人してアホな会話で盛り上がる[先生ハンサムね] お返しに[美しい いやいやなかなか美しい体をしている] 全部お世辞に決まってるんだが軽快なリズムが心地よく人と人の間を流れて行くのが分かる ありのままの私になるにはまだなのかも知れないのだが、何かが少しずつ変わって行くのだけは感じれる 絶望的な現実から何故私は逃げなかったんだろう いつでも素早く身を翻し飛び去っていたのにと思う
[長いものには巻かれろ]と言う諺がある 年月は良きにつけ悪しきにつけ作用する 冷静な判断を困難にするのかも知れない
幸せにも不幸にも慣れてしまうと何も感じなくなるのだろう 麻痺している状態から私を目覚めさせた愛がある 何人もの人が私に囁いた[君はここにいてはいけない 逃げなさい]病院に勤めていた頃に患者さんから逆に助けら励まされていた 死を覚悟した人が私を気遣ってくれたんだ たくさんの人から私は愛されてきたんだと過去を振り返り思う
人間が嫌いで山の中で暮らしたいなどと夢みた頃もあった それが不可能だったのは私は才能も無く真面目に働くしか無くいやが上にも人間関係は避けられない状況に置かれたからに他ならない
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