携帯から書く日々ブログ
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失うのが余程恐かったんだろうなぁ。今では(馬鹿みたい)と言うようなことをやたら怖がっていた。絆って何だろうね。少なくとも腐れ縁ではないだろう。散歩しながら昔のことを思い出していた。札幌は私にとって特別な場所かも知れない。北海道自体が特別なんだ。
毎年のように行っていたのに、パタッと行かなくなった。札幌を離れてからも年中行事みたいに札幌に行っていた。 今、考えるとよく往復したもんだ。まるで自分の帰る故郷みたいに毎年、冬になると行っていた。 何が私を惹きつけていたのかなぁ。心惹かれるものは多分無意識の中からスーと手を伸ばす幽霊みたいなもんかも知れない。昔はそれが恐かった。今は私の知らない私を教えてくれる存在なんだと信頼を寄せている。 素直になることなんだ。毎日精一杯生きて、後は神のみぞ知るの心境だ。 私の心も無意識の闇に浮かんでいるのかも知らない。 優しい人が好きだったんだけど失う苦しみを思うと怖くて、いつも逃げる用意をしていたのが可笑しくなる。あの頃、今くらいの強さが私にあったなら失わずに済んだものもたくさんあっただろう。 パンを焼きながら、新坂ならどんなに喜んでくれただろうと思う。ちょっとしたことにも喜んでくれたんだろうね。 料理は上手い方じゃなかったが新坂が喜んでくれるから作っていた。その癖が抜けてなくて、誰でも私が作ったものは喜んでくれるような気がして、パンも焼き続けたんだと思う。新坂の代わりに隣の旦那さんが誉めてくれてた。誉められるって大事だね。 愛されるって大切なことなんだね。 庭の花に水をあげながら、新坂ならこんなことも喜んでくれたんじゃないかなと思ってしまう。 愛する人と一緒になった方がいいよ。別れなんかに怯えるのは馬鹿げている。失うのが怖くて自分から捨てるなんてどうかしてるよ。 そのくらい辛い別れが私にはあったんだ。二度と味わいたくなかったから逃げるしかなかったけど。心から愛したら後悔はしないものなんだね。それが私の結論。愛さない人生より愛する苦しみを取りたい。 PR |
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