携帯から書く日々ブログ
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勇敢な人とは傷つくことを恐れない人である。
(傷だらけの天使)はそんな人だろうと思う。私は人間もただの石ころからダイヤモンドになることが可能だと考えるし、思いもする。その思想は錬金術に例えることも出来る。 本当の強さとは自分の臆病に打ち勝つことではないだろうか。人を不幸にするのは不安や怯えであって、それは自分の心に飼い慣らされ甘えや狡さの結果に引き起こされる症状に過ぎない。 私も命は惜しいのだが、それ以上に生き様の見苦しいのは嫌いなんだと思う。そう言う状態で生きていても満たされることはないのだと感じているから、多少の傷は名誉の負傷であり、ダイヤモンドのカットでしかない。(傷だらけの天使)にはそんな意味も込められている。 私は昔、傷一つない人を羨ましく思ったことがある。大理石の彫刻のように完璧だった。恐らく大切に育てられたのか環境に恵まれたのか、両方だったのかも知れない。だが、私は今ではそう言う人を見ても感動もしないし、想像力が働くこともない。 その感覚は両手のないビィナス像を想起させる。完全な形としてのビィナス像を見たことがないから出来る想像の喜びがある。 何者をも恐れないしたたかさは人を怯えさせるのかも知れない。 PR |
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