一瞬だったね

出逢ってまだ３ヶ月だよ。だけどもっと長く付き合っているみたいな錯覚に落ちる。日記を読みかえしていたら、君が私を意識していたのがいつ頃かが分かる。私は日記をつけるタイプではないが、何となく去年の１２月中頃から付けていた。偶然なんだけと、何か虫の知らせでもあったんだろうね。読み返しながら笑っている。
あーこの頃から私を覗き見ていたんだ。どすけべーが。
でも優しいんだよね。優しさもわざとらしく見えないようにさり気なくだから、余計気がつくのが遅かったんだと思う。面白いこともあったね。私が君のプレゼントだとは気が付かず帰ろうと思い、君に[帰るね]と言ったら君が機嫌悪そうだったから、気になり引き返したことがあったね。
君の不機嫌な顔は初めて見た。
そりゃ怒るわな。プレゼントの中身を見たら、そう思った。そう言うところが好きなんだが、私は多少鈍感なとこもあるんだ。
３月１６日に喧嘩してしまったが、私は全く心配してなかったのが不思議だ。切れることのない強い絆を感じているからなんだ。君だってそうじゃないのか。
だから私に[嫌いだ]と嘘が言えるんだ。嘘つきの君のことだから言葉は信用していないけど、形で示して欲しいと言われたら、ちっと困る。どんな形？
ホテルに行けるかと聞かれ、何故そうなるんかなとは思ったが君がそれで納得してくれるなら、いいや！と思い[いいよ]と応えた。結局、行かなかったけど、私の真意には少し気付いてくれたみたいだね。本気なんだよ。何時か君とはそうなる気がする。焦らないこった。楽しみは残しておいた方が楽しいんだよ。
その間は妄想で勝手に飛んでいろ！