本屋にて

読みたい本がない。たまに何気無く読んだ所にいい言葉があったりする。そこから旅が始まる。言葉に誘われ旅にでる。何処に行く訳でもないのだが、思考や心、思想、など。形のない世界なんだが、飽きる事がない。風来坊であっちこっちうろついたが、景色には興味が無く、なんで旅をしているのか解らなかった。実は何処にも行く必要が無かったと気がついた。ぼけ～としている時が私の旅なんだなぁと、最近思う訳だ。安上がりでいいのだが、会話にはならない。なんせ誰も知らない私だけの世界だから、下手したら気が狂ったとしか思われないだろうな。人といて余計寂しくなるのは多分そんな所から来ているのかなと思う。寂しいがこの世界を離れられないのかも知れない。