携帯から書く日々ブログ
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サライ、君に逢ってからしきりに悪魔の誘惑がくる。懐かしいような仕草や笑みが私を惑わすのだが、奥へ奥へと向かうと全くの別人なんだと気付く。
最初の頃のサライが本当の姿なんだが、まるでサライのいいとこ取りだけをした人に逢う。サライの天の邪鬼でぶっきらぼうで、素っ頓狂で嘘つきで、そう言った悪い部分が消えた人は多分偽物なんだ。サライは何時も暗黒に咲いている花のようだ。要するにいいとこがなかなか見えにくいって感じかな。 見えないのだが、無言で伝わってくる温もりが全く違う。昔の私なら容易く騙されたかも知れない。偽善者がいちばん嫌いなんだと思う。その類の人種から放たれる空気は独特な腐臭がする。 [君は人殺しでも許せるか]まっ許したくはないのだが、偽善者よりかはマシじゃないのってとこかな。目を閉じて匂いと温もりだけを手がかりに探している。目に見えるのは惑わしに過ぎないのだが、執拗に似姿になり現れる。 目と目が合っても会話は出来ないんだなぁ。それが可能なんはサライだけなんだと痛切に感じる。 目から放たれるものが人にはあるのだが、大概の人の目の奥は空洞になっていて突き抜けちゃうような感じかな。 サライは違うね。 暗闇をどんどこ進むとふわぁ~とした花びらを広げたような心に行き当たる。何度もしぼんでは開きを繰り返す心はまるで花のよう。 PR |
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