携帯から書く日々ブログ
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嫌な事があっても表に出さない性分だったのだと思う そのくせ後になって(あー言えば良かった、こう言えば良かった)なんてことをあれこれ考えて随分悔しい思いをしたのだが私がしんどい分周りは平和であったりする 新坂といた時だけかな そう言う悔しい気持ちにならなかったのは 新坂は外観に似合わず繊細で他人に対する思いやりがあったのだと思う 今ではちょっと照れくさくもある話だが、セックスの最中に[重くない?]と聞くような人だから、相当細やかな神経を持っていたんだろうな 他にも新坂の人柄を偲ばせるエピソードがたくさんある 人混みが嫌いで大勢の人がいる場所が苦手な私に付き合ってバトミントンしていた時の新坂は私の余りにも負けず嫌いな性格さえ笑い顔で[まんがは意固地だな]で終わり 話がしっつこないんだね 妙にアッサリしてるんだけど言葉の端々に思いやりがいっぱい感じられて あの頃新坂はまだ21歳だったが、今しみじみ思い出すと品のある人間だったんだと思う
私が下品だと感じる人間は思いやりがない 自己中心的で、相手の気持ちなどお構いなしだ 自分の気持ちを上手く現せない私の代わりに新坂が代弁とまでは行かなくともコントロールしてくれていたんじゃないかな ちょっと話がよそに飛ぶが、違う彼とストリップ小屋に行ったことがある どっちかと言えば新坂に少し似たようなタイプだったと思う 確か入場料金が千円で一番前の席で見ていたら、奴が急に[手を叩け!]って吠えたんだ 訳も分からず手を叩いたらストリップ嬢が私の前まで来て[あんたは自分のを見なさい]に唖然としたっけ 言われて見りゃそうだよね しかし、こいつも変わった野郎だったな ストリップ小屋に連れて行くくらいだから私を女とは認識してないんだとタカをくくってたら、天王寺の陸橋の上でプロポーズされた 奴には彼女がいたから結婚なんて話題にもならないと思っていた ストリップ小屋で唖然となり陸橋で唖然となり、[好きな人がいるから…]と断ったら[会わせろ]で唖然となった でも本気だったのかも 取りあえず付き合っていた男のアパートまで行き[会う?]と聞いたら[いや、いい] 往生際がいい男だったなぁ 新坂といい、こいつといい確かに私はブスのわりに男運は良かったみたい ただ私に男を見る目がなかっただけなんだろう 二人ともあまり私を女として意識してなかったんじゃないかな それが私には居心地良かったんだろうなあ 新坂は私を子供のように育ててくれた部分があるのだが、唖然の彼は人生の裏街道を連れ歩いてくれた 何となくホモの気持ちが分かるようなエピソードでもある 女だから好きになるんじゃないってことが 先に好きがあって[あら!男なのね]なんだろうなあ PR |
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