携帯から書く日々ブログ
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昔のらくがきを読み直していた。心の底から、穏やかな生活に憧れていたんだ。いつの間にか諦めていた。今以上に乾いた心で喘ぎつつ求めていた。
心の叫びのように短く記されている。多分、一人の孤独な時間に何気なく書いたのだろう。 赤い糸とか運命の人とか容易く人は言う。そう言う人に出会う人は極少数だと私は断言出来る。いい加減な生き方をして来て、何が赤い糸だ!何が運命の人だ!私はコロコロと相手を変えてきた。運命の人とか考えもせず、寂しくてたまらなかった。誰でもいいから側にいて欲しかった。 間違いだった。心が通じない人がいる。私は最近、ある人にあった。ブログではサライと名付けている。彼に会った時、運命とか赤い糸など想像もしなかった。日がたつにつれ、この人のいない毎日は味気ないんだろうとだけ思う。運命の人などと思うのは私は好きじゃない。互いに孤独な胸のうちで語りあっている時がある。 私は茶化すように書いてしまうが、本当の気持ちは言葉にはならない。茶化している時私は世間の常識からこの事実を見ている。世間様の感覚で書いているだけだ。 金儲けと出世、肩書き、資格、そう言うものに価値を見いだしている世間様と私との意識のズレ、距離は果てしない。 世間様から私の世界を見ると茶化すしかなくなる。だけど、もう止めた。 私が過去に大切な人に巡り会えたのも私が無意識にせよ、心から愛せる人を真剣に求めていたからだ。ただ、あの頃の私は自分に自信が無かった。大学生の彼を卑屈な気持ちで見ている自分がいる。 もし彼が私のコンプレックスに気付いて[君が成長するまで僕は待っている]とさえ言ってくれたら私は安心できたのかも知れない。 心のどこかで[こんな私を心から愛してくれる人なんていない]そう思っていた。別れが来る前に終わりにしようと焦っていたが、寂しいものだから適当に相手を見繕って口実にして別れていた。 歯車が狂いだしたのはあの頃からかも知れない。私の男性遍歴はエスカレートしていた。 自信の無さと孤独に耐えられない弱さが私から大切な人を奪ったとしか言えない。未完成の私を優しく見守ってくれていたと、今なら実感出来る。だけど、一言欲しかった。私には理解出来なかったかも知れないが、言葉で気持ちを伝えて欲しかった。[焦らなくていいよ。ゆっくりでいいよ]と。 感じてはいたが、言葉で言って欲しかった。自分が感じていることを全て信じるほど私は傲慢じゃない。 言葉があったら私が感じていたことは嘘じゃないんだと実感したかも知れない。失わなくてすんだかも知れない。 サライの言うように形で示して欲しい。[愛してる]と。 でも、愛してるとしか今は言えない。サライ、私に時間を下さい。形になるまでの時間を。時間をかけてあなたを愛してることを証明するから。 PR |
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