不思議な時間

１日が非常に重みを感じている。今日、夕方、お世話になった店に寄ったら私が差し上げた花が巨大になっていた。その横には他の花も植えてあって私は幸せ者の気分で家路についた。差し上げたものを大切にしてくれているって私の心を育てているのと同じなんだ。
それから他にも観葉植物が増えていた。自然のものは美しいから大好きだ。人間もナチュラルな人は美しいんだなぁ。
私は学校が嫌いで殆ど自然から学んできたようなものだから余計自然が好きなんだろう。
文明人は苦手だ。四角やら三角の形があっちこっちに積まれて都会の寒空に鼓動を無くした屍のような薄気味悪さを感じるんだ。自然は違うね。ちゃんとお日様の方向にきちんと向くから間違わないんだ。
そんな中にあって私が差し上げた花を大事に育ててくれる人がいる。それだけで救われた気分になる。
あー生きていて良かった。単純なんだ私は。脳天気な性格は損ばかりしているみたいだけど、たまに思いも寄らぬ贈り物がある。今日のような贈り物がね。
サライのような少年とか。
心が貧しくならなかったらいいや。そっから先は立ち入り禁止の立て札がある。限られた人しか入れないんだなぁ。
だから私から出かけて行くしかないんだが。寂しいからよ。サライ会いてぇなぁ。おめぇめちゃくちゃ可愛いもんね。
独占欲が強いのが欠点だが、それさえなきゃ私は安心出来るんだがなぁ。
サライ聞こえてっか！会えなくなったんはおめぇのせいだかんな。ボケナスが！まっとにかく毎日が賑やかだ。