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理性を失ってからしか人は心を取り戻せないのか、といささか悲しい気持ちもあるのだが、着飾っていない心は子供のようにあどけない。
私が安らぐ場所はそんな心の傍ら…
新坂も石川さんもサライも守り抜いた心があるから好きなんだ。私が愛した人はすっぴんの心で着飾らない。ちょっと間抜けにも見えるが、新坂は頭も心も肉体も健康な人間そのものだった。そう言うことに気づかせてくれたのはサライと石川さんなんだが、無意識の中に新坂がそっと置いていった思い出は優しく時を超えて私を呼び戻した。(僕が誰よりも愛した君に帰っておいで…)最近、聞こえなくなった。あんなに何度も私に呼びかけていた囁きはもう聞こえない。だから、多分、私は帰って来たんだ。自分が立つべき場所に。
やはり、神様はいるんだとしか思えない。私が最初に愛した人は無意識の闇の中に住んでいる。その手がすーと伸びてサライを連れてきた…んだが、うりゃ~!ただ連れてきただけかよぉ!
お陰様で人を愛する苦しみをたっぷり味わわせていただいたような。心から愛すると何もいらなくなるんだね。何も身に付けず、軽やかにそこら中飛び回るもんだから、捕まえどころがなくなってしまう。複雑で単純なのは愛と自由のシンボル。
不思議なんだ。三人ともが似たような体型だってのが。まるで何千年もの時を超えて現代までやって来るだけの体力の持ち主にしか与えられない秘密があるような…変わらないんだね。愛する勇気を持った英雄の姿は。
私、分かっちゃった。誰が誰なのかが…もう迷わず真っ直ぐ捕まえられる。
にいざかぁ~私を守っていて!そう呟くと傍らに君がいる。丸裸の心で私を抱きしめていた君の逞しい腕と優しい鼓動が浮かぶ。
野良猫には首輪を付けなきゃ駄目だよ新坂…愛の首輪をね。目に見えない絆をね。死ぬまで私を捕まえていて…
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