忍者ブログ
携帯から書く日々ブログ
[82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

一つ目の現実は娘が高原病と言う厄介な病気にかかった時だ。普段、私は夢は見ない。夢は寝てる時に見るものだから、起きている時はひたすら現実処理に追われている。
だが、娘が病気になった時だけは夢であって欲しいと願わずにはいられなかった。
病院から帰ってくると精神的な疲労からそのまま眠ってしまった。眠りながら夢を見ていた。(あれは夢なんだ)だが、その時私の体が火を噴くようにカァーと燃え、ガバッと起き上がり(こっちが現実なんだ)と思い知らされた。
あの時私は神を呪った。何もかもを私から奪おうとする神を呪い、鬼になるような気がした。
愛する者を奪われ生きる苦しみがある。それは生き地獄だから。
今、再び夢じゃないかと感じていることがある。
サライ、君の存在は私の希望であり、君のような人間がまだこの世界に存在するのを嬉しく思う。
偶然ではあるが、私が心から探し続けた人間は君なんだ。
夢には二種類ある。信じたくない夢と夢のような出来事。
PR
人の振り見て我が振り直せと言うが、誰も人なんか見てはいない。鏡を無くした現代人、写したくても曇った鏡では役に立たない。
しかるに私は美しい鏡にはなかなかお目にかからないので、ひたすら醜い鏡を見ながら[人間もこうなったらおしめぇだなぁ]と、撃沈!
私のことを[嵐を呼ぶろくでなし]と笑顔で言っていた人がいる。
彼と彼の奥方と三人で飲みに行った時のことだ。
ちょっと風変わりな隠れ家のようなスナックに行った。多分、彼はそこの常連だったのだろう。
私たちの後から入ってきた客が彼と私の間に入ってきて、さかんに話し始めた。無言で私は聞いていたのだが、突然馬鹿らしくなり[馬鹿か!]と漏らしてしまった。すると彼が[でたぁ!]と嬉しげな声をあげたのがおかしかった。
彼も常々、馬鹿の相手に辟易していたのであろう。
物事の本質を見極め生きている人は素敵だ。傍らにいて安心出来るのだが、本筋を間違うとえらいめに合う。
寛大ではあるが、やってはならないことの区別と、依存が最大の敵。まぁようするに自己管理の出来ないだらしない人が嫌いなんだろう。
私は奥方とは親しかったが、彼女に私は[貴方は話さなかったら美人だけどね]教養のない奥方に彼は相当厳しい言葉を浴びせていたが、自意識過剰の彼女はビクともしない。ひたすら自己正当に励む。私が美人も三日で飽きると言う名言をあみだしたのは彼女に寄ってだ。
ガラスケースにいれておいたら飽きることは無かった。が、捨てるには楽だ。
まぁ、似たようなもんだ。ケースから出ても変わらないようなもんだ。
自意識の強い人間は人から学ぶことも人に与える知恵もない貧弱な精神と幼稚さがある。それを可愛いいと思えるのはせいぜい三日が限度。
私は彼女には怒りまくっていた。何回言っても私の真意が伝わらない。ある時は約束をすっぽかし、激怒する私に[言い訳はしない]とのたもうた。言い訳はいらんから説明しろよな。物事の意味を考えない輩はトンチンカンだ。
馬鹿かおめぇは!
あ~あいつは離婚したんかな。
だらしない子供にイラついた彼は奥方に[おまえがだらしないからだ!]と食らわしたが、何の変化も無し。
なんだか分かる気がする。子供と言えど自分と似た子になる訳じゃない。
感性が違うような気がする。
子供は可愛いいのだが私は押し付けるのが嫌い。何でもいいから自発的な人が好きだ。飼育されるような人は嫌いなのよね。
うりゃ~!
剣を手に疾走する時目指すは[いい加減にせんかい!]に尽きる。
かっての私は変人、変わり者、人間失格、宇宙人様々な呼び名が付いていたのだが、返上致し候。
てめぇ等が変人で人間失格だ、と最近思う。
暗い人は自分の無意識に自覚がないから暗くなる。オープン、ザ、ドアだなぁ。開けっぴろげの状態。扉も屋根もない。ってことは家がないちゅうことだ。
自意識がないから寝たい時は寝るだけの話。
ルンルン気分で巷を歩けば、[変な人]の視線が付いてくる。人間は視線がいくとこにエネルギーを送っているんだ。
エネルギーがなきゃ生きて行けないからガンガン頂こうじゃないか。
意識せずに昔はエネルギーを頂いていた。普通にしていても奇異の眼差しを向けてくれる。
最近は普通にしていたら誰も見てくれないから、敢えて変人を演じる。
面白かったら拍手をくれ!
どんな役でもやりまっさ!そう君の笑顔と不思議な顔でキョトンとした姿は人間なんだ。
現実的な人は夢なんぞ見ない。
このくそ不味い現実を上手くするにゃどうすりゃええんか。現実と言う材料を前に料理法を考えた方が賢い。
ないものねだりは欲求不満の源。
でも私最近サライの心が欲しい。私のものにはならないと分かっていても[サライがいいー!]
聞き分けの悪い私がいる。代用品のないただ一人の人がいる。と、ここで再び新坂の気持ちになる。[俺、顔には惚れないんだ]
私のコンプレックスを何とか取り除こうとしてくれていたのに、私の重石は新坂の愛でさえ取り除けないくらい重い岩石だった。
お陰で私は力持ちにもなった。どんなコンプレックスだろうが、うりゃ~!と投げ飛ばす怪力の持ち主。
カモン、ベイビー!全ての人間がガキにしか見えない。ええ年こいたオバハンは薄汚いガキで始末に負えない。オッサンもだが。
無知が可愛いのは純粋だからだ。人の永遠の憧れに純粋があるのだが無知は嫌い。無垢になるには相当の戦いがあるんだがなぁ。
自分の無意識が意識化されると不思議でも何でもありゃしない。案外、人は無意識に行動している方が面白いのかも知れない。
職場でも私は時折笑いたくなるような事柄に出会うのだが、本人は至って真面目にやっている。
脳みそはどうなってんだろうと首を傾げたくなるようなことを平気でやって除ける。冗談だったら笑えるのだが、どうやら本気モードの様子。笑ってはいかんがあきれかえるしかない。
案外無意識で生きている方が人は夢を見ることも出来るのだろう。
現実を見て生きていると退屈してくる。何か面白いことでもないかと来る。
なけりゃ自分でやるしかない。
あんなこと、こんなこと、いっぱいやらかして人が笑ってくれりゃしめたもんだ。こんなことで人は喜んでくれんだ。
お安いごようときたもんだ。
私は空っぽになった無意識の箱の中に好きなものを詰め込みたまに取り出してにやけている。
その中には意地悪もありゃ優しさもあり、サライの可愛い仕草も詰まっている。大事なものはしっかり管理しなきゃね。無意識と心が入れ替わったような感覚だな。
私の無意識に存在した人が意識化されると、あれは夢だったのではなかろうかとさえ思える。
漠然としていた方が楽しめる。
多分、新坂は盲目では無かったから冷静に私を見ていたんだろう。それだけにいなくなると寂しいのかも知れない。
無意識の衝動でも無く、固い決意で選択したものを失うのは辛いのだと改めて思う。
何故なら私はサライをしっかり認識し、あ~やっぱりこの子がいいと思っている。寂しい現実の中でサライは私の唯一の花に思える。
この退屈な現実にサライがいるだけで夢のような気分になる。この夢だけは失いたくない。
もし、新坂が今の私と同じ心境だったなら、私がいなくなった後の新坂の気持ちは苦しく、虚しかったのではないだろうか。
私は無意識の中でしか愛してなかったから、苦しいくは無かったが、その代わり無意識と言う闇の中で溺れていた。
何度も私を探し出す存在がいる。新坂も、サライも同じように私を探し出して現れている。
最初の時に私が自覚していたらサライには会わずにすんだのだろうか。
運命は人を不幸にする時がある。
[芸術家は家族を不幸にする]と言ったのはサライなんだが、何故、彼がそう言うことを言うのか。感受性が強い子ではあるが、ただそれだけではないものを背負っているのではないだろうかと気がかりになる。
私は子供が生まれた時にある決意をした。この子の為にも自分が断ち切らなくてはならないものがあると言うような感覚を覚えた。
今日も雨だ。雨は不思議な気持ちにさせる。特にサライに会ってからの雨は執拗に何かを語りかけているようにすら思える。
幻想のような出来事が現実に迫ってくると却って現実味を失う。
人間の想像に留まっているから受け入れることが出来るのだが、現実に起きると、私は、ん…?な馬鹿なと信じない癖がある。
何度もサライを確かめに行く。こいつ現実にいる。
でもサライの中では違う解釈をしている可能性もある。
ただ、言えることは奇妙な出逢いがあるってことだけ。
サライは何で私を呼び止めたんだろう。サライのアンテナに私はどう感じれたのか疑問だ。
[君と会ったのは偶然だ]当たり前だ。ストーカーではないのだから。私だってサライに会う予定は無かった。
人間とは思えない吸引力がどこかで働くこともあるのだろうか。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[05/17 backlink service]
[02/04 オトナの即愛倶楽部]
最新記事
(04/22)
(04/18)
(04/15)
(04/14)
(04/14)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(06/24)
(06/25)
(06/26)
(06/26)
(06/27)
アクセス解析