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新坂、今日雪が降っていた 札幌の街が懐かしいのは新坂がいたからなんだね サライに会うまで新坂のことは忘れていた 新坂に逢わなかったらサライの良さも分からず気にも止めなかったと思う 何故、忘れていたのだろう 十把一絡げで過去の人にしていた サライは新坂と同じように[お帰りなさい…]と迎えてくれる 普通とはちょっと変わった形で気持ちを現してくれる 多分、[お帰りなさい]そう言ってくれる人を探していたんだ 愛する人とならこの世界で生きていくのは苦痛ではない。サライにも同じ気持ちを感じている 新坂はただ黙って待っていてくれた 帰ると黙って迎え入れてくれた 極自然に…新坂、私は新坂とのセックスを記憶していない理由も分かってきた
今日はサライと初めてキスをした日なんだ サライと会って一年が過ぎた 今ではサライはいて当たり前になっているのだけど、この一年で沢山の絆を作り上げてきたからなんだ 新坂、絆を作ろうと思っても片方だけが頑張ったって出来ないんだ あの頃の私にはそう言うものを築くだけの意識が希薄だったように思う ただ側にいたいと言う思いと不安でいっぱいだった サライを愛しながら、新坂をこんな風に愛せなかったことが悔やまれる 馴染まぬ水があるように極自然に馴染む水がある 海と魚の関係でもあるのだと思う 新坂とのセックスを記憶していないのは違和感が無かったからなんだと気付いた 他人じゃ無く最も身近な人、それが新坂 無くては生きて行けないものが人にはある 魚は海でしか生きれない それと同じように愛がないと生きれない悲しい生物がいる ただ、生きるだけの虚しさには耐えられないんだと思う そうかと言って誰でもいい訳じゃない 新坂は私と別れた後、私に似たような人と付き合っていたと聞いた 多分、サライに似た
人はいない いたとしてもサライと私が築いてきた一年がない 新坂、相手に届かない愛は悲しいね 応えてくれない愛は寂しいね お互いが愛していることを自覚しなきゃ駄目なんじゃないかな 私とサライは疑いながら一年を過ごした 何度、止めたいと思ったか知れない 苦しくて切なくて狂いそうにもなった 逢いたくてたまらなくなり夜中に駆け出したこともある そう言う思いを沢山重ねてきたから感じるものがあるのだと思う 安易じゃなかった 今では楽しいラブロマンスはみな嘘だと思うようになった 苦しい…のだけど口が裂けても言えない苦しみがある
魚は海を意識していないだろうが、陸に放り出されたら苦しいんじゃないかな 空気もそうだね 大切なものに気付かなかったら失う 私にはあの時間が大切なものには思えなかった。失いたくないから苦しんで、自分の心を確かめていたんだと思う 今日は3月17日、雪が降っている。京都で3月に降る雪は珍しい 去年の今日、サライと嵐山に行った 心から、いや、魂の奥底から求め止まぬ愛は臆病で傷つきやすい 魂は片割れを見つけるまで幸せにはなれない そう言う感覚も何となくわかる気がする 私に家庭運が無かったのも多分、自分の魂の片割れを追い求めた結果に過ぎない 魂は居場所を定め鉄の扉を閉める そんな言葉の意味も分かる 頑なに閉ざされていた扉が極自然に開かれていた 新坂、音もたてず降る雪のように心や魂は無言で行き交う 暗い夜に降る雪のように 気がついたら辺り一面雪景色になっている そんな感じに心の中に積もっていく 自分から捨てたのに本心は違うんだ 素直になれなかった心 [行かないで!]本当は
そう言いたかったのに出来なかった 愛すること事態に恐れていた臆病な私がいる
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