携帯から書く日々ブログ
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社会的成功を収めた君が私の前では少年のように見えた。
不思議だった。 君ともあろう男が私如きの者に懇願する様子は理解出来なかった。 からかわれているとしか思えなかった。数日後に電話を入れると生憎君は出先だと告げられた。 名前だけを受け付けの女性に告げた。 すぐさま君からの電話が入った。 [良ければ飲みにでも行きませんか]すかさず君は[今日ですか?]あの時の君の声は君らしくはなかった。 焦りのようなものを感じた。社会の頂点を極めても満たされないものがある。 そんな印象を受けたのは君と飲みに行った時だ。 私は君に教えてもらった気がする。自分の心に正直に生きる事はなんら恥ずべきものではないと。 心を守り通した人として今なお尊敬を持ち君を思い出す。人としてあるべき姿を君に見たように思う。 私も本音を語れる人はいない。君の奥方から私は狐で君は狸だと言われた時は、なんだ同類かと安心した。 先日似たような人に会い、君も狸だねと言ったら怒っていた。君と私の会話は世間では通用しない。誉め言葉として、辛辣な物言いをする。言わんとしている内容の解釈が全く異なる。 恐らく彼はまだ自分が狸であることには気がついてはいないのだ。私の言葉を蔑みとしか思ってないのだろう。 一応謝っておいたが、いずれ誤解も解ける日がくるだろう。言葉の意味の解釈は人に寄り異なる。 私と君は互いに了解しあっていたのだと思う。 私が自分の心に正直になれなかっただけで、とんだすれ違いをしてしまったが、学ぶべきことはあった。 いくら経験を積んでも人は愛する者の前では恐れおののくのかも知れない。 PR |
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