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ゴルゴサーティと言う劇画がある。有名な漫画だから大概の人は知ってるだろうと思う。たかが漫画されど漫画。
ゴルゴ13が盲目の暗殺者と対決した時、倒れた主人の側で息を引き取った主人の匂いを嗅いでる犬がいた。無用な殺生はよくないが、優しい殺生もあるんだなぁと思った。
ま、犬を撃ち殺してしまったんだな。
冷酷な人ならほっといたであろう。そこが想像力のある人とない人の別れ道でもある。
たかが犬されど犬。共に生きてきた人を失う悲しみを知っているからゴルゴは冷酷になれるのかもとか思う。
無駄な殺生をするのは人間的に浅い人のすることで、深い悲しみを知ってる人間にはこの世界には死より苦しい生があるのだと分かっている。最も残酷なのは生かさず殺さずの状態に据え置くのだが、犬を殺したゴルゴはもう一つの苦しみも背負ったんだと思う。偽善者はそこまでは考えない。
[命が助かっただけ有り難く思え]なんてことを恩着せがましく言ったりする。追加。これは犬と人間の関わりなんだが、多分、人間同士もこれに似たような関係を築いている人もいるのではないだろうか。と、ここで私は加藤和彦さんを思い出した。
虫けらのように扱われ殺されて行った人のことを考えると自殺は甘えに思える。また、病で死にたくもないのに死んで行く人を思うと命を粗末に扱うのは罪にも思うのだが、あらゆることを考慮し、自殺を選択する人間もいる。
代理のない対象を失ったら誤魔化せなくなる。と言う訳で、人間は日々自分を騙しつつ生きている。それが処世術でもある。誤魔化しの効かない対象を失った人は運が悪いのか、どうかは知らないが、そう言う対象に出会う人には人間としてのユニークさと深みのある魅力を感じたりもする。
和彦和彦さんの死が安田和美さんに関わりがあったかどうかは分からないのだが、彼ならただ生きるだけなら容易いことだったのではなかろうか。あえて自殺するまでも無く、いずれ死んで行くのが定めとも覚悟もあったであろう。
耐えられない苦しみや悲しみを味わうことが出来るのが人間らしいとも言える。しかるに人類がこのような人間だけで構成されていたら滅びたであろうとも推測できる。
極僅かの愚かな人間がいて、程よい刺激で人間は生き長らえていると言う見方も出来る。
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