携帯から書く日々ブログ
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母には母の家族像があったんだろう。一緒に食事をする事、一緒に何処かへ出掛ける事、などそんな事だったに違いない。母の希望であって私の希望ではない。母の希望に協力的で無かった私は母から見ると、変わった子供でしかないのだろうな。悪気は無いと解っていても、従えない。生来持って生まれた性格もあり、家出の様に出てしまった。私も憧れや理想はあるが、相手の気持ちを考えもせず、理想を押し付けたとしても、楽しくはないだろうと、漠然と思う。私の所に居候が絶えずいたのは、皆、居心地が良くて、何と無く集まって来た連中。家族では無かったが、楽しい一時だ。ただ気が合うだけで暮らしていた。喧嘩も無かったし、仕事のない奴が飯を作り、金のある奴が出していただけ。住んでいた所は、東京、北海道、大阪と変わったが、居候は変わらない。メンバーは変わっても、生活は居候に囲まれ、主は私なんだが、気がついたら主の私が出て行く羽目になっていた。兎に角狭い。たまには一人になりたい時もある訳で。今あの頃の生活を出来るか、と、尋ねられたら、無理です。即答。私は変わってないが、私の世界が変わったのだろう。そこにかっての仲間の居
場所はない。思い出としてはあるが、過ぎた過去に帰れない何かがあるのだろう。母が描いていた家族を叶えてあげても良かったかも知れない。ささやかな夢を叶えてあげても良かった。でも、それは一つの形としての家族であり、縛られる事への嫌悪になる。私の自由奔放な性格は私が生きていると言う、単純な理由なんだが、捨てられない物はある。これを捨てたら、私ではない。そんな物がある。 PR |
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