守りたいもの

今朝裕也君から電話を貰った。若い子が私を慕ってくる。
私は彼らの希望を守りたいのだ。
私が神だ。神よ。勝利の神、命の神、あらゆる神よ。私に力を与えたまえ。
人間をこよなく愛した私がいる。守りたいのだ。彼らの希望を夢を。
昨夜、私は明日は死を覚悟で闘う意志で眠った。
朝、裕也君から電話を貰った時、決意がより強くなった。
私はこの子たちを守りたい。この夢や希望を人間から奪った社会を叩き潰したいのだ。
私が負けるならこんな命は必要はない。神よ。あなたに突き返そう。愛する者を守れない命なら私には必要はない。
そうかと言って争いごとは嫌いなんだなぁ。出来るなら穏便にやりたいのだが、いざとなるとヤクザに早変わりするやも知れぬ。
変幻自在の強みを生かさずして何の才能ぞ。守りたいものがあるんだ。
誰にも人の自由を奪う権利はない。命と引き換えに心を奪う権利はないのだ。
希望は心を無くした者から生まれないんだなぁ。
だから、殺される前に潰すしかないんだ。この腐った世の中を。