アウシュビッツにて

アウシュビッツにいると思えば我慢も出来る。仕事しながらビィクトル、フランクの事を考えてしまう。こんな生半可な現実ではないのだが、不必要な嫌がらせや、思い遣りの欠片もない言葉を聞いてると、アウシュビッツと似た様なものか、諦めしかない。仕事は好きだが、人間関係ですぐ辞める。暇よりはいいか。アウシュビッツよりはいいか。頭の中であれこれの経験と比較し、自分を納得させる。こんな時は最悪の人生も救いになる。最低！と思いながら、あ～まだ私はましかなと慰める。こんな所でビィクトル、フランクを出すのは申し訳ないのだが、夜と霧を読んでる私は人間のおぞましさは救いようがないと思っている。私自身の子供時代を振り返ってみても何等変わらない人間ばかりだ。人間の中の神様は最早人間の中にはいないのだろう。それでも私に生きる事が大事なんだと、言える？人間が大嫌いです。悪く思うのは悲しいから、なるべく良く思うように心掛けてきたんだが、絶望。自分の人生にはとっくの昔に絶望していたんだが。何の為に生きてるのかね。死ぬ理由もないが生きる理由も意味もみいだせない。当分生きてるなんて忘れて、取り合えず死神様が来る
日を楽しみに生きるか。人生の苦難はしょうもない所で役にたつ。たたんでもいいんだがな。