忍者ブログ
携帯から書く日々ブログ
[61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

君を失って私の心は死んだようだった。そのまま本当に死んでしまえたならよかったのだが、残念ながら私はまだ生きている。
心から愛した君の代わりに私は私を心から必要としてくれている人に囲まれている。今日は君のことも忘れていた。
自分でも呆れかえるくらい忘れていた。サライ、同じなんだ。君を心から愛した私と私を心から求める人の心は同じなんだ。私の心があっちからこっちから手をふる。
サライ、君と私の会話も宇宙語だったね。何故かがわかったんだ。私は心から求める人にしか波長を合わせないのだと。サライ、君は同じ波長の人に会えるのだろうか。
次第に君から遠ざかっているはずなのに、君は逆に私に近づいて来る。
君も知っていたんだ。生きるってことの意味が。
君が私に言った言葉は[それじゃ楽しめないでしょう]
ピンポーンだ。人生に意味はない。ナンセンスなんだが、そう言うナンセンスを楽しめるかなんだ。君も人生は無であり、人間も無なのだと知っていたんじゃないのか。
ナンセンスなんだが心から愛してこそ生きている実感を獲得するんだ。
そう言う実感が希薄になれば酸素不足の金魚になる。愛はまさに空気だ。
酸素不足になれば気がつくんだろうね。私は空気でいい。
PR
サライ、君を忘れるために私は何万人の人を愛したらいいのだろうか。君が私に示してくれた優しさをどれだけの人に差し上げたら忘れられるだけの笑顔をいただけるのだろうか。君の笑顔、君の素朴さ、君の純粋な心。君に愛されたいと言う私の気持ちは伝えられない。
誰でもない。君にだけ愛されたら私は世界中を愛する。
君が私の笑顔を愛しているのだと知った時、これだけは守りたいと願った。
疲れきった私を見ないでほしかった。君にそんな姿を見せるくらいなら死ぬことを望んだ。路地裏で雨に濡れた野良猫の気分だった。
妙なもんだね。愛する人には悲しい顔を見せたくないと思う私がいる。
君に愛されたい。君が好きな笑顔は神様の贈り物。神様の戒め。
君への花束になれたらよかった。
ただ、君だけをこよなく愛する苦しみがある。私の心は叶えられない愛を望み手離さない。
私には強度の拒否反応するものがある。最近それが次第に強くなっている気がする。自分の父親以外ならいいか、と思っていたのだが、父親に似た人間はごまんといるんだなぁ。
チラッとでも似た箇所を見つけるとそれだけで嫌悪感が走る。父親と元旦那は非常に似ている。無意識は恐ろしやの一言に尽きる。
懐かしいような感覚が恐怖の名残とは思いもせなんだ。自分のことしか考えられない人はやっぱ貧しい。多分、心が濁っていくのだと思う。父親も綺麗事しか言わなかったんだが、理性だけで物事を考える人間も似たようなものかも知れない。父親以外ならまともな人間だろうと思っていたのだが、顔形は違っても中身は同じってのはよくある話。人参は人参でも料理次第で見た目は誤魔化せるのだが、食ったら人参だぁ!最悪!
まっ!自業自得なんだが。中身をしっかり吟味しなかった私が悪いの一言に尽きる、と言う訳で今ではチラッとでも似たような要素が感じれたら即、逃げる!
逃げ足だけは昔から速かったような…
逃げるのが私の習性かいなと思われるくらい逃げ続けたような…逃げ場も様々だ。元旦那が嫌いだったんだと思うのだが、意識していないもんだから気分を紛らわせる方向に向かっていた訳よ。これじゃ根本的な解決にはならない。
仕事場でも人間関係が重要なんだが、死ぬまで一緒にいる訳じゃないから、多少の我慢は出来るかな…?
ガキに罪はないのだが、こんな最悪の関係からは何も生まれはしない。完璧な人間もいない、理想的な親もいないのだが、嫌いな人間は親と言えど嫌いでいいんでない。そう言う感情をしっかり認めないから私みたいに馬鹿男を選んで後悔するんだ。
ただ、側にいるだけで苛ついていた理由をしっかり認識していたら、ここまで最悪の事態は避けられたのかも知れない。そう言う意味も込めて自分の感情は素直に認めた方がいい。私の父親は人の悪口を言わない人だったんだが、ありゃ人を見ていなかっただけだと分かった。
頭の中でこさえた粘土細工の人間には魂も心もありゃしない。嫌いと言う感情の抑圧が私にはあったんだと思う。
多分、巷にいる男はみな、似たかよったりなんだろうと漠然と感じるのだが、程度の問題でもある。欠点のない人間はいないのだが許せる範囲があるのではなかろうか。
人間として許せる範囲を超えちまったらアカンやろうが。そん時にゃ我が子と言えど殺すくらいの親の方が人間かも知れない。その覚悟と意識があるから大切にも出来るんだと思う。
愛の反対は無関心。存在しないに等しい扱いを受けたお返しはしとかなきゃね。なんてね。今更どうでもいい。
父親も亡くなったことだし。
悪い人ではないが、馬鹿だった。
追加。どんなに愛していても思いやりのない人は駄目なんだと思う。思いやりは人間関係を築くための大切な要素だと私は思うんだ。
これは新坂の言葉なんだが[僕は後の世に残るものをつくりたいんだ]
後から来る人々に何かを残してやりたいと新坂は考えていたのか、それとも自分が生きていた証を残したかったのかのいずれかだったんだろうが、新坂は人間がいつか死ぬことを自覚して生きていたのだと思う。
その反対のセリフを吐いたのが元旦那だ。私が環境の話をしたら[その頃、俺は死んでる]だとさ。死ぬから何もしない人間といずれ死ぬなら何かを残したいの心意気で生きている人間の姿勢には雲泥の差がある。単純に意識の違いに過ぎないのだが、そう言うのが人間形成に大きく作用していると言うのが事実なんだ。意識改革と言う言葉が頻繁に言われているのだが、これって形がないから難しいのよね。
リア王でコーデリァ姫は言っておった。[お父様、私は心に思っていることは言葉になる前に行動になるのです]
こう言うのを無意識の意識って言うのかもね。三つ子の魂百までってのがある。大概のガキは3歳くらいまではあまり意識してないんだよね。意識が邪魔しないから魂まですんなり入り込めるのかもね。自意識が出来たら選択するようになるんだが、そこにも最初の無意識が絡んでいる。
まるでサンタクロースみたいじゃない?寝てる子が起きる前にプレゼントを置いて行くなんて。どうせならもっとましなもん置いていけ!
サライの所に向かいながら私は心の中で虚しさを感じていた。虚しさを誤魔化すために向かっているのだと意識していた。
歩きながら私は神様に慈悲を求めていた。(あなたが私を少しでも愛しているなら…)その後は無言の言葉にもならない祈りに通じていた。まだ私は人間として正気を保っている。だがこれ以上先に行けば保つだけの自信はないように思える。死ぬことより人間らしさを失う恐怖の方が強い。
ひっきりなしに襲われる不整脈の度に私は祈る。壊れたポンコツの心臓がコトッと止まる瞬間を夢みる。
私が辛うじて生き長らえていられるのはポンコツの心臓では無く、目には見えない心の躍動でしかない。だがその心はサライの心としか動かないように思える。サライの心が死ねば私の心も死んでいくのだと言う不安。
何故、出会ったのだろう。逢わなければ私は知らずにすんだのだと言う後悔と人間にしか許されない関わりがあるのだと言う喜びと苦しみを何度も行き来する。愛するなら誰でも構わないのだとも言い聞かせる。
そう、愛するだけなら誰でも構わない。だが、心が鼓動を刻む相手は限られている。それが私に虚無感を与える。
一人では生きていけない弱さを見せつける。一人では動かない心はポンコツの心臓より始末が悪い。
これちょい前に書いたのだが、読み返していたらある人のことを思い出した。
私と彼と彼の奥さんの三人で食事をしていた時、彼は大の大人である奥さんをまるで子供を叱るようになじった後[僕は彼女を愛している]この話をある別の人に話したら、愛しているの意味解釈が扁平なんだと思ったことがある。
愛してると言う言葉の意味は多様性があるのではなかろうか。愛していても愛されたくはない人がいる。与えはしても受け取りたくない場合がある。
彼曰わく[君は人のものは自分のもの自分のものは自分のものだ]彼のセリフをそのままここに記したんだが、この意味が何を言わんとしているかを理解出来る人も少ないのではないだろうか。
彼が頻繁に言っていた言葉に[自意識過剰]と言うのがある。これも印象深く記憶に残っている。
脇目もふらず愛するものを追いかけてきたハンター精神の持ち主らしい言葉だ。捕まえた獲物が自意識過剰で人を愛することの出来ない能なしだったとはね。
あの当時私は元旦那と別居していてその理由も聞かれた。
[なんで別居したの?][面白くないから]何となく口をついて出た言葉が真意を突いていたりする。本音は油断した時にある。
多分、人を愛するから愛されもするのだと思うよ。[僕は彼女を愛しているんだが愛されてはいない]が正しいのだろう。でも彼女は愛していると勘違いしている、ってとこかな。愛するって複雑でんな。
道に迷い橋を探していた。橋の袂ににいる女性に聞くとここにはそんな橋はないと言う。堤防には顔だけが土の上にボンヤリとある。多分、死んでまだ土に返りきっていない死者なんだろう。
今日は祭りがあるらしい。やたら橋の袂には人が大勢いる。何故か皆同じ方向を向いている。
随分古い橋のようだ。橋の脇には灯籠がある。灯籠の側には無造作に財布が投げ捨てられていた。だが、誰も財布には目もくれない。拾おうとしたら一人の人が[この世界では金は必要ない]と言う。
夢はそこで終わった。
現実。そこに愛する人がいるから価値がある。サライ、君のいない現実に帰る気にはやはりなれない。どんなに自分を励まし、生きねばと言い聞かせても君がいない世界に私は住めない。
昨日、ある人を見た。彼は君と同じ職業をしている。君に似ているとも思った。彼を見ていると安らぐ。愛する人がいるんだとすぐ分かる。どんな職業であれ、愛する人を守りたい、愛する人と一緒にいられるこの現実を愛しているのだと言うのが感じられる。この人が守っている人はどんな人なのだろうかと想像する。純粋な人…
人間をこよなく愛する人なんだろう。彼は心から愛する人を探せた一人なんだと思う。
仕事の内容には関係ないんだよ。ただ、愛する人と一緒にこの世界で生きているだけでいいのだと彼は無言で語っているように思えた。
理不尽な現実だろうが矛盾に満ちた世界だろうが、傍らに愛する人がいさえすればいいんだ。
生きていると言う実感があればいいんだ。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[05/17 backlink service]
[02/04 オトナの即愛倶楽部]
最新記事
(04/22)
(04/18)
(04/15)
(04/14)
(04/14)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(06/24)
(06/25)
(06/26)
(06/26)
(06/27)
アクセス解析