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出がけに少し時間があったので、以前勤めていた施設に立ち寄った 私自身がやるせない気持ちからだった 何のために私は生きているんだ 自問自答がグルグル回る 出口のない問題に行き当たると、せめて私を必要としてくれている人のために自分自身を捧げよう そんな気になる 私には必要のない命もある人にとってはささやかではあろうが喜んでくれたならそれでいい
結局、満たされはしないのだが 何だろうねこの虚しさは
寺山修司が[故郷とは形のない曖昧なものでそれは人でも場所でもない]と書いてあったのを思い出す 寺山修司は何を探していたのだろう 自分と言う個体と世界の隔たりがあまりにも距離が在りすぎて溶け込めない時に言いようのない孤独を感じる
馬鹿げたお笑いを見ながら乾いた笑いに我ながらゾッとする時がある
太宰はなんで[走れメロス]なんてのを書いたんだろう 他の作品とは明らかに違う 寺山修司は太宰はお喋り過ぎると評していた あれってメロスを疑った瞬間があったことを告白し、謝ったからなんだが
黙っていたら美しい友情が成立していたんだろうね 施設でみんなの笑顔見ながらあれこれよぎった 無心であればあるほど自分自身の汚さが身につまされる
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音楽、それが私の心を癒やしてくれていたのだと改めて思う 今朝、iPodを探したらどこにもない!もう、頭の中は真っ白の状態 音楽が聞けない! それだけで絶望感すら覚える
私の唯一の心の慰めであり、つかの間の生きてる喜びに等しかったのだと身を切られるような思いがフツフツと込み上げてくる いつの間にか私の一部になっているものがある それは音楽に限らず人間関係にも言える
ふっとサライを思い出す iPodは金を出せば手に入る 無くしたショックは大きいのだが、まだ諦めがつく 新しいのを買うまで我慢すればすむことだ そう自分に言い聞かせながら納得させようと努める サライはそうはいかない サライと言う人間は再びこの地上に生まれることのない存在だと痛感する いつも私の傍らにいて手を伸ばせば届く、それがサライの存在なんだろう iPodだけでこれほどパニックになるのだから、サライを失った私は何を喜びに生きれば良いのか、そう言うことを想像していることすら怖くなると同時になんて人間は切ない生き物なんだろうとさえ思える この世界に私を引き留める力がもしあるならそれはただ一人の人間への愛に他ならない
心で感じたことが私にとって全てなんだと思う 目に見えない不思議な世界にぽつねんと浮かんでいるのが心 まるでそこに意識があるかのように何かを見据えている 私自身も心に見張られた存在に過ぎない 恐らく私が神と言う概念を持つに至った経路はこの心から派生していたのではなかろうかと思われる 無意識のうちにあらゆるものから心を遠ざけ、自身の感情さえも触れ得ぬ地に隠していたのではなかろうか そんな気がしてならない 人間には触れることの出来ない世界、それを人は孤独と言うのかも知れない 確かに孤独には違いない 私の心は私だけの宇宙にぽつねんと浮かんでいる
私にとって知識はあくまで知識に過ぎないし、常識は社会との約束事でしかない 心はそう言うことに全く無頓着で、我が身の安全など論外でしかない
世の中には興味を示してはいないのだと最近、とみに思う
地震が起きて何万人の人が死んだと聞いても[あっそう!]で我関せずな心はある意味残酷な悪魔のようでさえある そう言うのを人は薄情と言うんだろうが、私は人間の心のおぞましさに比べれば罪は軽いものだと思う 威厳と言うものがあるならそれは心が人間の全人格を備えた完璧な人間性を具現化した結果に思える 心、それは人間の裁きの番人でもある 自己嫌悪は恐らく心に反した行為に対する警告でもある
サライがいれば何もいらないのだが、そうはいかないんだろうなぁ 神様が私にご褒美をくれる時は何らかの犠牲が常につきまとっている
手放しで喜べない複雑な心境でんね
昨日から雨が降り続いていて、あ~ヤッパリな…とぼやきながら苦手な雑事に追われている これも試練なのかな、そう思うと理不尽な神様の無慈悲な行為すら許せてしまう不思議 土砂降りの雨の中を[うりゃ~!]雄叫びあげながら走りまくる サライと言う人参をぶら下げられ神様の下部の私は神様の御心のなすがままに物事に突進する こんなことに何の意味があんのよ…プチプチ文句かましながら悪ガキの如く現実処理に疾走する
多分、神様は人類の全てをこよなく愛しているんだろうな 私はこんなアホ連中なんか滅んでくれた方がいいのにって言ってんのに馬鹿な子供ほど可愛いんだろうが、私はウンザリしている サライとふたりでどっか違う世界にとんずらかましたい気分
でも、まっいいか 神様は私の好みを非常に理解しているから許してしんぜる 肩書き大嫌い!格好つける奴大嫌い!権力の犬大嫌い!
そう言う付随物が何もなければ地震が起きようが平気でいられる 生物としての逞しさだけあれば何とか生きていけるって自信がある人がいちばん魅力的なんだよ サライも私も何にもないからいいんだ 天地をひっくり返すようなエネルギーをもちながら使わないってのも賢さだと思う 時には何もしない方がいい時がある サライとふたりで何となくブラブラ生きているだけでいい
(サライ…)無言の瞳を投げかけると(俺…)と言いかけて口をつぐんでしまう 私は未だにサライと言う人間がこの世界に実際にいるのだとは信じれない時がある サライと逢う前に私がいた世界はガラクタで埋まったように雑然とした感じだった そう言う世界を離れて違う世界があるのだとは信じれなかったのだが、いずれ自分はそこに行かざるを得ない運命のようなものを感じ、寂しいような気持ちに襲われたー欲望や快楽より美しくシンプルな幸せがあるのだと言う予感だけはあったがー
その予感は詩となり私の手元にある
[もっとも豊かな王国への旅 これが最後の旅 さすらいの最後の旅 王国の門をくぐると、生きとし生けるものの全てが音も無く、音を描く 静止しているようで豊かに生きている かってこれほど、静かに激しく かってこれほど豊かに感じたことがあったろうか
全てが目覚めていく]
これを書いた時、私は社会で欲望に振り回されそれを快感にすら感じていた 売春婦のような女に入れあげヘトヘトに這いつくばっている惨めな姿にも気づかずにいた 溺れる…と言う表現がピタリとするようなそんな世界で我を忘れていただけに過ぎない
[もう嫌だ!]どこかからか悲鳴のような叫びが聞こえていても知らん顔をしていた そう言う風に日々を過ごしていてもやはり人は自分が生まれた故郷を忘れてはいないのかも知れない 激しく打ち寄せる思いと思いがしぶきになり砕け散る そんな自然の営みにも似た光景がある日広がる 外界とは何の関わりももたない人と人の心に繰り広げられる愛の物語りは誰にも知られず世界を描いていく 二人の人間の間にはピンと張り詰めた琴線があるかのような世界 心の琴線に触れる瞬間がある 孤独な人特有の世界は緊張感に包まれている 人が踏み込みことを許さない世界が個の中にはある
互いが奏でる懐かしい音色に心奪われていく 孤独と言う名の美しい王国 私がもっとも恐れていた孤独はサライと言う少年を連れてきた 恐らく孤独な人は世界中に大勢いるんだと思う 老人ホームにもいる 何かが違うとしたら音色を奏でる琴線の違いに思う


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