いい女

様々な人に合わせ女を演じてきた。殆どの女が似たか寄ったりの女だから忘れた。相手代われば女も変わる。まるで狐だ。つまらない女が記憶に残っている。そのつまらない女にラブレターを贈った男たちは大した女像は持ってなかったんだろう。一年も持てば飽きてくるようなつまらない女だ。
逃げるしかなかった。[こんな女をずーと演じているなんてごめんだ]男性遍歴ではない。みな、似たか寄ったりの男だったんだろう。一人だけ特注の男がいた。最高の女の子だ。ペットみたいな女が良かったんだろう。そう言う女の子も好きだが、それもまた飽きてくるのが目に見えている。
そうなんだ。何となく他の男とは違っていたが、結局ワンパターンには変わりない。
サライ私は君の女が一番好きだ。ずーとこの女でいたいと思っている。サライが好きな女を私も好きだから。
君のセンスは抜群で最高だ。よくまぁこんな素晴らしい女を描けたものだ。
女であり魚であり、ちぃちゃな子供。目が離せない女を描いた君の理想は自由を思わせる。忘れられない女って多分君が描いた女だ。
君の言葉のようにいい女だ。[俺の女]そうだサライが私を創造したんだ。
サライ、昨日店に寄った。気持ちが切なく伝わってきて、私はサライの好きな女だけでいいと思った。私の返事は以上。

人生の宝

秘密になっているのが人生だと思う。生きてみないと分からないのだが、せめて道しるべくらいは欲しいものだ。未来の地図はない。[こっちだよ、こっちだよ]まるで目くら鬼のテレーゼの気分だ。おー愛おしい人よ。私を捕まえておくれ。
人生を生きる者はテレーゼのような心境だろう。目隠しされたように未だ見ぬ未来を恋焦がれ、あっちにぶつかりこっちにぶつかり探し歩く。これが現実の恋なら恋は盲目と言う例えは当たっている。恋人の心も未来同様確かではない。いつ心変わりするか知れない。情熱も冷めていくだろう。冷めないで、冷めないでと必死になりテレーゼは人生へと誘う可愛い恋人。
オリジナルな人生を歩く者は笑い者にされるだろう。愛した人なりものが今までにない未発見の存在なのだから、笑われるのは覚悟の上で愛する。
これがいいかしら、こっちはどうかしら、とあれこれ工夫を凝らし恋人の心を捉えようとする。
恋する人は芸術家だと思ったのは恋人はただ世界に一人しかいない大切な人だからだ。失うことは人生そのものを諦めることでもある。真摯に物事に当たる人は素敵なパートナーを得る。生きていく上での希望。情熱を注ぐ対象を。愛の器を。

ゲーテ

感性と洞察力に優れた詩人は物事の中でもっとも崇高な精神の在り方を示していた。人間に生まれたならば[私の書物を読み解く人間を愛する]
ゲーテを放り出し他の書物をさ迷っていた。格言なら私にも理解出来たのだが、叙情詩になると私にはお手上げだった。[何人も他の者と等しくあるな。だが、みな最高の者に等しくあれ。どうしたら、それができるか。みなめいめい自己の内部で完成されてあれ]
ゲーテ詩集僅か１６６ページに収められた詩集を常にバックに入れ歩いていた。歩きながら、私は足を止める。
この感覚はゲーテの心境のどの辺りなんだろうかと。まるで恋人の体を舐め回すどすけべな男か女か知らないが、そんな気分でページをめくる。
これだ！このことだ！私の歓喜は誰にも分からないだろう。愛する者を理解した時の喜びは愛おしい恋人を胸に抱きしめ狂おしいほどのキスを浴びせるような心情だ。真実と言う名の恋人を。もっとも美しい私の恋人よ。汚れ知らぬ恋人よ。真実と言う名の泉に足を捉えられ悶え苦しむ私の心よ。
ゲーテに誘われ私は泉から上がり、泉の水で心を潤す。永遠の憧れと永遠の命。全ての言葉を愛しているが今私が愛している詩を記したい[頭と胸が激しく動いていることより、結構なことがあろうか！もはや愛しもせねば、迷いもせぬものは、埋葬してもらうがよい]
こよなく人間を愛するゲーテならではの辛辣な言葉。これを如何に理解するかは読み手の生き方に関わっている。
多くの偉大な人間が残してくれた書物を手に私はまだ旅を続けるだろう。だが私はもはや迷ったりはせずに道なりにつらつらと歩くだけだろう。
この道で間違ってはいなかったのだと確信したから。
だが時折寂しさから去っていった人を恋しがりページをめくるだろう。まだおまえの温もりがあるのを確かめると再び私は命の炎に揺らぐだろう。情熱と愛がまだ私のうちで燃えている間は闇は照らされている。

ゲーテ

感性と洞察力に優れた詩人は物事の中でもっとも崇高な精神の在り方を示していた。人間に生まれたならば[私の書物を読み解く人間を愛する]
ゲーテを放り出し他の書物をさ迷っていた。格言なら私にも理解出来たのだが、叙情詩になると私にはお手上げだった。[何人も他の者と等しくあるな。だが、みな最高の者に等しくあれ。どうしたら、それができるか。みなめいめい自己の内部で完成されてあれ]
ゲーテ詩集僅か１６６ページに収められた詩集を常にバックに入れ歩いていた。歩きながら、私は足を止める。
この感覚はゲーテの心境のどの辺りなんだろうかと。まるで恋人の体を舐め回すどすけべな男か女か知らないが、そんな気分でページをめくる。
これだ！このことだ！私の歓喜は誰にも分からないだろう。愛する者を理解した時の喜びは愛おしい恋人を胸に抱きしめ狂おしいほどのキスを浴びせるような心情だ。真実と言う名の恋人を。もっとも美しい私の恋人よ。汚れ知らぬ恋人よ。真実と言う名の泉に足を捉えられ悶え苦しむ私の心よ。
ゲーテに誘われ私は泉から上がり、泉の水で心を潤す。永遠の憧れと永遠の命。全ての言葉を愛しているが今私が愛している詩を記したい[頭と胸が激しく動いていることより、結構なことがあろうか！もはや愛しもせねば、迷いもせぬものは、埋葬してもらうがよい]
こよなく人間を愛するゲーテならではの辛辣な言葉。これを如何に理解するかは読み手の生き方に関わっている。
多くの偉大な人間が残してくれた書物を手に私はまだ旅を続けるだろう。だが私はもはや迷ったりはせずに道なりにつらつらと歩くだけだろう。
この道で間違ってはいなかったのだと確信したから。

密かな愛

今日君の所によった。で、もって嫌な奴ぶっ飛ばしたった。
スッキリした。多分後でビデオで今日の事知るんだろうね。君に会って私は表現するには人目を気にしない事の重要性を知った。君が私に与えてくれた水槽の中で私は自由に自分を表現していたのだと思った。私が好きな場所は今でも私だけへのメッセージに溢れていた。
本心はなかなか言葉には出来ないんだって改めて感じた。
いいんだ。本心さえ分かれば納得なんだ。君のお陰で私は沢山の勇気を貰ったのかも知れない。
好きな人を守りたいと言うのは誰にでもある。でも力不足も認識するんだよね。それでいいんだ。
今日感じた事がある。私が音楽を愛しているのは知ってるよね。今は郷ひろみさんの歌ばかり聞いている。[応援してるよ]君のメッセージを忘れない為にもだ。いい加減じゃないから自分と向き合うんだよ。そこがスタートラインだから。