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昨日から立て続けに死にそうな目にあっている 今日もあわやと言うとこで難を逃れた 青信号にも関わらず軽自動車が突然突っ込んできた 新坂と別れた後私は空想していたことがある 愛する人のために死ぬのが私の希望だったのかも知れない どうせいつか死ぬなら誰かを愛したままに死にたい そんな願望が無意識から呼び掛けてでもいるかのように危険な出来事が起きてる 多分、私は怯えているのだろう 憎しみだけで走り続けた日々に自分が再び引き戻されることに怯えている サライ、あなたを心から愛してる 愛したままに死にたい もう嫌なんだ 誰かを憎んだりするのは 病院で看護の仕事をしている時に感じた気持ちがある 私をじっと見つめていた山名さんの願いは愛されたままに死にたい、そう語っていた 私は心を無にして山名さんを見つめた 私の心に嘘があったら山名さんは見抜いたと思う それ、私分かるんだ サライ、どんなことがあっても真実はあの日にだけある サライ、現実があなたを疑惑へと誘っても惑わされな
いで サライ、言葉では語れない思いが溢れる時、人は死さえも恐れはしない
山名さんに会った時はまだサライと出会ってはいなかったけど、人間の願いはみな同じなんだと思う 愛は幻みたいなもんだと思う 誰も見たことはないのに人々は密かに夢見ている 私はそれだけが人間に生まれた証だと信じていた 無意識にだけどね サライと 会って確信した 愛することの切なさを 切ないと切れないは同じ意味なんだね サライからいくら身を離しても心はサライに繋ぎ止められたままだ こう言うのを泥沼の自由とも表現していた そうかも知れない
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仮病を使い、帰った 大人のすることではない、と内心思いながら 嘘をついてる自分に嫌悪感を感じる それ以上にその塲にいるのが堪えられなくなっていた 呼吸困難状態 仮病ではないのだが、肉体的なものでないので説明が出来ない かと言って感じたままを言えば最悪な結果しか招かない 逃げたい、そう呟く心をなだめすかしながら黙って仕事に没頭しているふりをしていた 感じたくない心がある 私が呼吸困難にならない人間は限られている 新坂とサライだけだ 強迫観念のように人の意識がうごめく 刺々しい意識が体中を突き刺す サライに会ってから人間関係が余計ひどくなっているのは分かってる 逢わなければ人間はこんなもの、と割り切れたのかも知れない サライに会い、新坂を思いだしあの頃の光景を思う度に辺りの空気に違和感を覚える 新坂の側にいた私とサライの側にいる私は同じ人間だとだけは感じている 私と新坂には会話がなかった その必要がなかった 私が私のままでいることが新坂の喜びだったのだと思
う 私は私が嫌いだった 間違いの源はそこから派生している 新坂とサライの間には取り返しのつかない年月が横たわっている サライ に逢わなかったら悪夢の中を今だにさ迷っていたであろう 時を越え似たような人に出会った不思議を感じている パートナー、それは私が無意識のうちに探し求めた存在だった
アランの幸福論なぞいまさら今更読む必要はないのだと 無意識に私が実践してきたことが全て 人を不幸にするのは呪われた固定観念以外の何物でもない 母親から逃げ、過去から逃げ、逃げることに必死こいていた 理屈ではなく実践だけが救いとなる 人の心の中には無意識の意識がある 私は非常に素直だ 心のままに感性に導かれる者は良識を得る、と確信したまでだ アランは理屈っぽい 無邪気がいちばんよろしい
誰も歩きたくはないんだろうな、とは思う 私は気がついたらこの道に踏み込んでいただけの話 この道の先にアランの言う[幸福論]が待ってる訳じゃない この道を歩く人間自身が身につける衣装があるだけ 例えば、石川さんのように毅然とした姿勢とか、新坂のように穏やかで物事に動じない物静かな姿勢など 歩いた者だけが身に纏っている そう言うのは匂いで分かる
[同じ穴のむじな]だと、すぐ分かる
彼らの殆どが無口だ 説明したって分かりはしない
苦しみにも様々ある 歩かない苦しみとか、歩いたが故の苦しみとか 石川さんの場合は歩き続けた結果の苦しみの方だ 実践せずには味わえない微妙な苦しみもある 味わい深い人間性をかもしだすのは歩いた人間だけ 多分、歩き続けることが大事なんだと思う その先に幸福が待ってるからではない たまにはこんな道もう嫌だ!とも思う 何度も苦しみに襲われるのだが、確実に私は強くなっている、とは感じる 今日も例のごとく職場で新年早々の嫌がらせがロッカーの扉に張り付いていた この手の輩に抵抗するだけ無駄だと言うことも学んだ 殺しても殺してもウジャウジャと湧いてくる この類の人種にはなりたくなかったからこの道を歩いてきたんだ 今日はそう思えた とにかくトコトン落ち込んで悩むことだ これ以上落ち込みようがなくなれば自然に浮上する しないのは多分間違った穴に落ちてんだろう 実践した者としなかった者の違いは[口先]だけと無口の違い 新坂も石川さんもサライも私も昔から無口だった 彼
らは哲学などする必要はないんだ 生き様が哲学そのものだから
幸福を追い求める輩には絶対理解出来ない心理を私たちは共有している 石川さんの言葉を借りて[いい訳はしない]が一番よ
[静かに湧き立つ水には抗おうとは思いません
それは私のもの
他所から訪れ 穏やかに時には激しく奪おうとするものには抗いもします
馴染まぬは水が違うゆえ 馴染むは同じ水ゆえ
同じ水なら穏やかにこの身を浸しいつしか 一つの命になります]
これもサライに会うずっと前に書いてあった 今、この詩の世界に私はいる
サライに会う前の私は次の詩に現れている
[おまえを捕らえたい 糸を手繰り寄せ おまえを抱き込む
寂しいおまえの心を引き寄せる 糸に絡まれて喜ぶおまえ
さあ、おいで
ここにはおまえを留める家がある
風に吹かれるままにさすらうおまえには蜘蛛の糸は救いの糸に見えるのか
おまえは私のなすがまま
哀れな寂しい迷い人] 人は誰でも自分の分身を探しているのだと思う 私がもう一人の私を探し続けたように 私は自意識が希薄で固定観念がないせいか誰にでもなれた 今はもう出来ない 私がモテた理由(愛された訳ではないので、モテたと言うことにしておこう)は相手に乗り移ったように似た意識を創造していたからに他ならない それだけに相手を内面から知ることが可能になる
私はあなたになる… あなたの心のままになる それが何を意味するか分かる人はいるだろうか
私はもう誰にもならない サライは自分自身をとても愛しているのだと思う 私を見つめるサライの眼差しには愛おしさが溢れている ついでに激しい嫉妬心も その心を感じながら私は次の詩を思い出した
[思いのすべてがあなたに向けて鼓動を送り続ける
情熱に怯えながら 焦がれながら
止まって…
いいえ 止まらないで
もっと激しくあなたに送りたい
命があなたに向け留まる術を無くし流れていく
留める手を振り払い命を注いでいく]
これらはサライに対する私の気持ち、感情、心を見事に現している 未来は予めその人の心に縮図となり納められているのであろう 私たち人間はもっと自分の心の声を聞くべきだと思う それが確かなあなたへと導いてくれる唯一のものだから たくさんの意味不明な詩があるのだが、その意味はすべてサライを指し示している サライは極平凡な人間に過ぎないのかも知れない でも愛情は特別な人間に変える魔力を備えている


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