携帯から書く日々ブログ
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階段を上がる度にプチの水入れ容器が目に飛び込み錯覚を起こす。水をいれなきゃと。次の瞬間、もう必要がないのだと知る。その繰り返し。かたずける気にならない。錯覚でもいい。まだ生きていると思える時、喜びと悲しみが同時に湧き上がる。時折、またプチに似たうさぎを飼おうかとも思うが、思いを打ち消す。プチの代わりはいない。大切なものはプチと私が触れ合った時の中にある。それはプチと私だけのもの。プチに与えていた愛情は行き場をなくし、心に留まったまま。 忘れる事がいいと人は言う。 プチは私の支えだった。小さいけれど大きな支えになっていた。生きていた頃は思いもしなかった感情、見知らぬ感情。初めて味わう感情。 流れる涙も今では小川のように音もなく溢れるだけだ。声に出して言えない悲しみはこんな形で思いを知らしめる。
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