携帯から書く日々ブログ
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残念にも思う。 どんな人生を歩んできたかなんて関係なく、死を待つ人の心からの願いはただ一つ。安らかと穏やかな心境を望む。かっては様々な欲望も持っていたのだろう。体も動かずベッドに寝たきりで、毎日、何の変化もなく、ただ与えられたものを受け取るしかない。その姿は私が子供だった頃の私だ。どんなに自由と愛に憧れたことか。人間の中に見いだせず自然の中に私の求める自由と愛はあった。 人間が心から求めるものに気づくのは何もかも失ってからなのか。生きてる喜びは命の一番深いところにある。もっと早く気付いて欲しかった。 だが、それでいいとも思う。安らぎの場を見いだした者達の顔にはもはや過去は関係はない。ただ一つの願いだけを求める。 その姿は私がよく知ってる者と同じ。全ての衣装を脱ぎ捨て、幼い日の愛と自由に帰ってきただけだ。 そこから見える世界は穏やかで怯える心はない。 自然のままがいい。消えかからんとする命の祈り。言葉にならない祈り。現実は残酷だ。最後の願いさえ聞き入れてはくれない。自然から切り離された者には帰るにはあまりにも遠い世界なのか。そこ
にこそ真の幸がある。 PR |
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