携帯から書く日々ブログ
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視点がどうしても人間に行き着いてしまう。いくら世の中を嘆いてみてもこの世の中を構成しているのは他ならぬ人間でしかない。子供の頃私は風呂にも入れず布団の上で眠る事さえできなかった時を思いだす。そこから今の自分を見ると不思議な気持になる。仕事を終えシャワーを浴びる。あらゆる日常のささやかな喜びは幼い日の私が味わった日々を切り離しては有り得ない。比較する訳ではないが、幼い日の私かが今の私を見ている。そんな所だ。友人が将来の夢を語る時、私には何の夢もなかった。友人を羨ましいとも思わず聞いていた。価値観の違い以前にまずその日を生きる事にしか興味は無かった。夢は後から生まれた。生きて行く為に必要なものが揃うと、どうしても心と言う在りかの分からない存在に目覚める。体の不自由さを嘆くより心の貧しい人を嘆く。生活の貧しさより心の貧しさが悲しくなる。美しいと感じるものは見えない所にあるのだとも思う。ファションセンスのいい人も素敵だが、生き方が素敵と思える人の目の輝きにはやはり負けてしまう。結局人間なんだ。
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