携帯から書く日々ブログ
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今日も雨だ。挙げ句の果てに不整脈ときたもんだ。いつものこった。大切なもの、守りたいものに出逢う度に幼い日に似た雨が降る。そして決まりきった誘惑を仕掛ける。
やれるものならやってみゃがれ!おまえが欲しいのは私の心だろうが。永遠におまえの手には落ちない。入らない。 おまえが手にするのは私の屍だけだ。私は知っている。 枯れない花はない。滅びぬ命も。 誘惑者よ。誰もが肉体が全てとは思ってはいないのだ。だが、彼らは未知なるものに恐れおののく。臆病風が吹くと、おまえはいそいそと急ぎ足に駆け寄り、天使の声音真似語るのさ。何度、私も誘われたか。でもね、おまえも悪かぁない。 多少くらいなら戯れたっていいんだぜ。少しくらいおまえが差し出す美酒とやらも飲んでみたかった。愚か者たちが我を忘れ宴に夢中になっている姿は滑稽だったよ。 なりたかぁねぇなぁな。好きな女の嘘泣きに興ざめするような気分だ。まんまと乗る奴も同じ穴のむじなさ。あっちとこっちの違いくらいだろう。 姿は違えど中身がおんなじなのには誰も気がつかない。 それを見分けるのは目や耳ではない。 そうだ!おまえが喉から手が出るほど欲しがっているものだよ。 私と交渉しないか、そしたらあなたは幸せになれる。 賢い人間は幸せなんぞには目も耳も傾けない。 彼らは目や耳が現象だけを写す器官に過ぎないのだと知っている。 儚く消えゆくもののみを追うがいい。 PR |
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