溢れるがままに

どうか神様お許し下さい。私は到底いい子にはなれそうにありません。 人の悪口は好きだし、いじめもやめられないのです。地獄に落ちるのでしょうね。その時は神様一緒に行こべぇ。旅は道連れ、世は情け。ガキの頃からの付き合い。勝手に造った神様、崇めはしないが、仲良し。願い事も叶えてくれないが、いいの。鼻くそほじってるあんたがいい。 他にも鼻くそほじってる奴はいるが、中身が違う。 最初は見た目に騙されたが、今では何処にいても解る。伊達に長年連れ添ってきたんじゃねぇ。私の目は節穴じゃないんだよ。そう言えばガキの頃、三つの願いを聞いてあげる、と約束したな。あれ、もういいよ。簡単にあんたが出してくれたものより、自分で手にいれたものの方が好きだから。約束は無かった事にして。あの時気が付いた。 簡単に手に入るものは大事なものじゃなく、ガラクタだって事に。色々教えて頂いて感謝！道に迷った時、助けてくれて有難う。わざと迷い道に連れ込んでおいて。知ってんだよ。ボケ！ 何時の日か貴方とこんな風に話したかった。堅苦しいのは止めにして、本当に長年連れ添ってきた、大切な存
在として。 愛を込めて、 (鼻くそばかりほじってんじゃねぇ) 神様もお疲れの様子。 悪たれ小僧の子守りは疲れる。