携帯から書く日々ブログ
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人間が本当に愛を持った動物なのか、とふっと自分が愛と言う戯言を夢見てるだけに思える時がある。50年生きて来て本当に愛を持った人は極僅かでしかなかった。
半ば諦めかけていた。だが、現実に何人かに会っている。あれは幻か。マザーテレサは人間ではなかったのか。イエスは。みな、人間だった。最も人間らしい人間だった。 ゲーテは。人間は確かにいる。だが大抵書物の中に過ぎない。 言葉の断片を拾いながらそこに人間性を探す。 私の果てなき旅の目的はそこだった。社会で有名ななることや金持ちになる事ではなかった。 社会の階段を登りながら、虚しさが次第に募ってくる。方向が違う。気付いた時は足元の大地がスッポリ抜け落ちた。 奈落の底に向かって。登りつめた分深さも計り知れない。 かっていた大地は私の頭上はるか彼方。這い上がれはしない。どのくらい私はそこにいたのだろう。暗黒の闇の中に10年はいたと思う。 私が知ったのは、奈落と思っていた世界が私自身の本来立つべき場所であった事だ。 もし、私が自己の願望を誠実に認めていたら、とも思う。 認めるにはあまりも侘びしく、寂しく、粗野だ。 その中で私は自分が求めるものを主張は出来なかった。滑稽でしかない。今の世の中に対して愛などと語るのは。 寂しいがそれが現実だ。 求めるばかりで何故与えようとはしないのか。貴方たちに愛はないからだ。枯渇した泉だ。死者の群れだ。乞食のように人の愛を貪るがいい。 PR |
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