携帯から書く日々ブログ
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喫茶店。メニューのない喫茶店。(何が食べたい?)メニューは貴方が決める。アバウト、と言ってた人もいたな。同じもの作るのが、好きではなかっただけ。ひとりひとりの個性に合わせたメニュー、会話、お気に入りのコーヒカップ。顔見ただけで、カップに手が伸びる。誰もが思っている。(特別な存在)としての自分自身を。 尊重の意味を込めて、貴方のお好きな様に。いい空間だった。喫茶店が好きで、良く行ってた。空間が好きで、喫茶店は日常と違う匂いがする。この頃、何処へ行っても変わりばえしない喫茶店が増えた。空間への憧れも今では失せてしまった。何処に行っても同じ匂い。 無難な会話しか出来ない店員。 飲みに行く事もなくなった。久しぶりに飲みに行ったが、疲れた。会話を提供しているのは私。 昔のおいらんを思う。賢い人がいて、誰にでも話しを合わせる事が出来たそうな。メニューのない喫茶店は不思議な客が多かった。 あのままでも良かった。何故辞めたのか。 流れの中で人は変わり行く。メニューのない喫茶店の役目は終わったんだと。今でも続けていたら、今の私
は存在しなかった。 私へと続く道の中程にメニューのない喫茶店はある。 潮時は、何気無く囁く、不思議な呟き。 最も深い命の呟きに導かれ、辿り着いた地がある。 PR |
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