忍者ブログ
携帯から書く日々ブログ
[67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ゴルゴサーティと言う劇画がある。有名な漫画だから大概の人は知ってるだろうと思う。たかが漫画されど漫画。
ゴルゴ13が盲目の暗殺者と対決した時、倒れた主人の側で息を引き取った主人の匂いを嗅いでる犬がいた。無用な殺生はよくないが、優しい殺生もあるんだなぁと思った。
ま、犬を撃ち殺してしまったんだな。
冷酷な人ならほっといたであろう。そこが想像力のある人とない人の別れ道でもある。
たかが犬されど犬。共に生きてきた人を失う悲しみを知っているからゴルゴは冷酷になれるのかもとか思う。
無駄な殺生をするのは人間的に浅い人のすることで、深い悲しみを知ってる人間にはこの世界には死より苦しい生があるのだと分かっている。最も残酷なのは生かさず殺さずの状態に据え置くのだが、犬を殺したゴルゴはもう一つの苦しみも背負ったんだと思う。偽善者はそこまでは考えない。
[命が助かっただけ有り難く思え]なんてことを恩着せがましく言ったりする。
PR
それが同じなのは人は一人で死んでいく定めだからに思える。人を愛した時、誰かに相談しても無意味に思われる。
大概、知りたいことは相手がどう思っているかなんだろうが、それを知っているのは本人だけだ。
先日、免許の更新に行き、苦笑した。
席が47番と言うだけの単純なことなんだが、あ~サライの誕生日が4月7日だなぁとか思っている。偶然に過ぎないことにも人の意識が加わると意味を持ってしまうものだ。
なんでもないことに意味付けをするのが人間の滑稽なところなんだろうとも思う。こんな風に物事に意味付けをしながら私は生きてきたようにも思える。
多分、子供の頃に味わった苦しみを憎みたくは無かったのかも知れない。いい方に解釈して生きてきたが、限界かなとも思っている。
人は愛の夢をみるが、それが現実にあるのだとは信じてはいない。そう言うものを人類が信じてしまうと今の世の中には不都合が生じる。
経済は叶わぬ夢の代わりを提供することで成り立っている。人が人を愛するってことは遺伝子の乗り物としての存在では無く、心と言う摩訶不思議な幻を見るからなんだが、それは悪魔でもある。
肉体の中に捕らわれの身となった心は肉体を離れることは不可能なんだが、唯一離れることが可能になる時がある。それが人を愛した時だと思う。肉体を忘れ、ただ好きな人のことしか考えられなくなった時、ある意味悲しく、切ない心の自由を得るのかも知れない。

サライ、何故、君に惹かれるのかが私にも分からない。昔の私ならサライのような人間には決して惹かれたりはしなかったであろう。
信頼出来るから愛するのではないのだと思う。ある人にとって愛さずにはいられない人間がいる。
しかし、私が惹かれたからと言って君も同じ気持ちだとは思ってはいない。最初の頃は意識していなかったから安易に[好きよ]と冗談まじりに言えた。
今はもう言えない。男と女って何だろうね。
虚しい生を生きるのも苦しいのだが、人を愛するのは生きながら青白い炎に焼かれるような苦しみを味わう。
その気持ちの中で人は遺伝子を残すためにだけ生きているのではない切ない生物でもあるのだと感じている。人間にだけ与えられた特権にも思える。
階段を降りかけると一人の男性が[ありがとうございました]顔は見ていないのだが、免許の講習を受けた時に本を落とした方だった。お礼を改めて言われる程の大げさなことでは無かったのだが、なんとも爽やかな声に弾んだ。すると私と彼の後ろから降りてきた男性も[退屈だったね]いつの間にか会話に加わっていた。[そうですね。三年と言わず10年にしてくれたらいいのにね]
どうってことのない会話だ。
一緒の方向かと思ったら違ったみたいで[あっちの方だった]笑いながら[さよなら]とだけ言った。
一瞬だが優しい時間が風のように通り過ぎていった。
ただ、それだけの話。その時の空気はやはり言葉にはならない。
この曲だけは他の日にはかからないね。
私が来る日をいつの間に把握したのか、毎週土曜日だけはこのメロディーで始まっている。
新坂もそうだったが口に出して言わないくせに陰でコッソリ小細工をかます。
気付いていて知らん顔するのもいいね。サライは私とこんな関係になるのは違反なんだとか言っといて、メチャクチャ違反しまくっている。土曜日に行ったら、私にしか分からない目印があって、笑ってしまった。
気持ちは様々だ。
[ご苦労なこっちゃ]でもあるし、サライ寂しいのかなぁとかも思う。
自分の気持ちや心からだけ考えると、まっいいか!と思えるんだが、こんな目印やメッセージを記したサライの気持ちを考えると切なくなる…と、言うことまで読まれて仕掛けたんだと思えば…さすがサライ、お主なかなかやるなともなる。サライは表情が豊かだね。ぶっきらぼうだったり、澄ましていたり、何気ないとこにサライの人間としての豊かさを感じる。
セクシーな男ってあまり自分を意識してないからセクシーになるんだろうね。サライのボディを生かしたら、女は必ず落ちるんだがなぁ。
まっそんなことも考えないからサライは素敵なんだがね。
持って生まれた魅力に気付かないのは勿体無い気もするんだが、一番美しいものに気付かないのが魅力なんだ。
そう言うのを意識すると嫌らしく見えてくる。しかし、女を狂わせるような雰囲気は作ろうと思って出来るものではない。サライの才能の一つなんだが、そう言うのを武器にしないで愚直なまでの素直さがあるから、より輝いて見える。
何でもそうなんだろう。ひけらかさないのが奥ゆかしさになって深い輝きを放つものかも知れない。奥行きのある人は大概自分の魅力をひけらかさないでさりげない。そう言うのがまたたまらなく色っぽく見えたりもする。
最近のサライの変化は…私に対する不信からサライ自身の気持ちを伝えようと言う形に変わってきてるように思う。(逢いたくて仕方ない)にイタズラしたのもサライなんだろう?なんか変だなぁと思っていたら、ランプが何回も点滅していた。(気付いて…)サライがやりそうなことだ。サライ仕事場を私物化しておいて[君とこんな関係になるのは違反なんだ]はないんじゃない。私物化し過ぎだ。忘れようと思っていても、忘れさせてくれないのはサライが何時までもメッセージを記すからだ。
神様とサライは似ている。子供の頃、寂しくて見えない存在に神様と勝手に名前を付けた。サライも私が勝手に呼んでるだけなんだが、いつの間にか定着したね。神様と呟くよりサライ…と何度も心の中で呟いている。
サライ…そう呟くと私は子供の頃に帰ったような気持ちになる。
何も知らなかった頃に。神様と私しかいなかった世界に。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[05/17 backlink service]
[02/04 オトナの即愛倶楽部]
最新記事
(04/22)
(04/18)
(04/15)
(04/14)
(04/14)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(06/24)
(06/25)
(06/26)
(06/26)
(06/27)
アクセス解析