忍者ブログ
携帯から書く日々ブログ
[58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スターになり人から愛されても自殺する人は大勢いる。相手には不自由しないだろうと思える地位や名誉を獲得しても満たされない孤独がある。
モジリアニと言う画家が亡くなった後、彼の恋人も自殺した。何でだろうね。ただの欲望や寂しさからじゃなくて一つの生命体のように見える光と影がある。月と太陽のように引き合うものがある。
サライのことを考えると胸が締め付けられるように痛むのだが、それは私だけの痛みであってサライは違うのだと思うと諦めが着いてしまう。引き寄せては突き放しを繰り返している。
サライは私の見知らぬ人になったり、一心同体になったり様々になる。サライを見てると宮沢賢治や若くして亡くなった孤独な人の意味が分かる。何故かと言えばサライは大人にはなれないからなんだ。大人になる前に散ってしまう。
まるで細胞の中に大人になるのを拒む遺伝子が組み込まれているように、少年のまま去って行く。だからかな、サライを見ていると複雑な気持ちになる。
大人にならないでと言う気持ちと生き延びて欲しいと願う両方がある。私は道化役者みたいなものだから、世の中をせせら笑い嘲り意地悪ババァを発揮しながら、それなりに何とかアホくさと思いつつ乗り切れそうな気もするんだが、それでもすっぴんではしんどい。テンションをグッと上げ頑張って演じているんだが、疲れるとサライの側で無言で座っていられたら少しは安らげるのにと思ってしまう。
サライは私を理解しているんじゃなくて私と同じ波長を持っている。理解されるのも嬉しいけど鼓動が同じに感じれるのはもっと穏やかだ。私が生まれた時から聞き慣れた鼓動をサライから感じる。だからかな、サライは暗い夜に見る希望に思える。
自分に帰ると寂しさと一緒にサライが浮かぶ。もしこの世界に神様がいて運命を操っているなら、サライと私を引き離さないでと頼むだろう。出会った頃は神様の巡り合わせとしか思えなかったんだが、巡り合わせも様々だからね。
(愛するってどんな気持ちかな?)好奇心旺盛な私に神様は(こんな気持ちだよ)って食べさせてくれたような。
サライに私は[セックスって気持ちいい?]って聞いたら[そりゃまぁ…]と尻切れトンボのような返事が返ってきた。
さらに私が突っ込みを入れて[どんな風に?]って聞いたら返事が無かった。この場面を思い出す度に私は笑いたくなってしまう。
悲しいのだか可笑しいのだか訳が分からなくなる。サライとの関わり方はそんなところだ。感情が総動員したようなもんだから長くは感傷的にならずにすんでいる。
そんな風にしたのは案外、私かも知れない。[私恋愛経験ないの…]うぶな女は男の自尊心をくすぐる。でもサライにはそんな必要はなかったみたい。
返事に(くそっ!)と言う舌打ちが聞こえた。ちょっとからかっただけなんだが…(私はガキのあんたと違って大人よ)ってね。本当の大人になれない悪ガキのせめてものプライドだ。今となっちや大人になる必要などないかと開き直ってんだが。しかし、大人の子守は疲れるもんだ。
PR
芸術家は家族を不幸にする…サライの言葉なんだが、多分ね自分が幸せでないからなんだ。
昔のCMで[幸せってなんだっけ、なんだっけキッコーマンのある家さ]ってのがあってね、それ作った人、自分が幸せでないのに幸せの歌なんか作れないって言って死んじゃった。最近、私も思うよ。サライと同じで有名になったり何かになるのもいいけど、愛する人と一緒が一番の幸せなんだと…サライに逢うまで忘れていた。
私はそれだけを探して来たたのにいつの間にか道を外れていた。愛されたいって言葉にするのが恥ずかしくなっていたのかも知れない。
サライの素直な思いに触れて気がついた。多分、新坂と居た頃の私はそう言う素直さがあったんだと思う。
芸術家になるより芸術そのものになるのがいいね。世界に一人しかいない人間になるのがいい。
[君は僕だけの人なんだ…僕だけのために生まれて来たんだ]サライの側にいたらそんな呟きが聞こえてきていた。
それは私にではないのかも知れないのだが、サライがそう言う人を探しているのだけは伝わっていた。(愛の妖精)をね。愛にもいろいろあるから、愛の形みたいなものかな。それがうまく噛み合わないんだ。
サライに会ってから次第に自分が見えてきた。人に逢う度にサライとは違うんだなぁとしか思わなくなっている。
何が違うのかは薄々分かっているのだが、とても単純なことなのにいないんだね。ただ、心の美しい人、それだけの願いなのにいない。
ぐるぐる回って結局サライのところに帰って来て、何でサライなんだろうとか考えるのだが、理由も何も見つからず、考えるのを止めてしまう。
理屈が通じない気持ちかな。サライのような心を持った人間はいない。それが結論。どこにでもいそうな気がするのにいない。
心の美しい人を探すのがこんなに大変なことなんだとは思わなかった。何故、サライがそれを保持できたのかもだ。
仕事場でサライを思う心で接すると伝わるんだ。その度に心が美しいことは装飾品を身に付けるより素晴らしいのだと思う。
サライ、私やはり後悔している。言い訳をする気にはならないけど、サライの前で他の人と親しげにするべきではなかったんだと。
孤独な人が人一倍独占的が強く、失うことを何より恐れているのだと認識すべきだった。
多分、もう誰も愛せない。サライを愛したようには愛せない。諦めるしかないのだと思うと死んでしまいたくなる。
求める人の気持ちは切ないほど感じている。だけどサライとは違う。

芸術家は家族を不幸にする…サライの言葉なんだが、多分ね自分が幸せでないからなんだ。
昔のCMで[幸せってなんだっけ、なんだっけキッコーマンのある家さ]ってのがあってね、それ作った人、自分が幸せでないのに幸せの歌なんか作れないって言って死んじゃった。最近、私も思うよ。サライと同じで有名になったり何かになるのもいいけど、愛する人と一緒が一番の幸せなんだと…サライに逢うまで忘れていた。
私はそれだけを探して来たたのにいつの間にか道を外れていた。愛されたいって言葉にするのが恥ずかしくなっていたのかも知れない。
サライの素直な思いに触れて気がついた。多分、新坂と居た頃の私はそう言う素直さがあったんだと思う。
芸術家になるより芸術そのものになるのがいいね。世界に一人しかいない人間になるのがいい。
[君は僕だけの人なんだ…僕だけのために生まれて来たんだ]サライの側にいたらそんな呟きが聞こえてきていた。
それは私にではないのかも知れないのだが、サライがそう言う人を探しているのだけは伝わっていた。(愛の妖精)をね。愛にもいろいろあるから、愛の形みたいなものかな。それがうまく噛み合わないんだ。
サライに会ってから次第に自分が見えてきた。
子供の頃からいつも不思議な視線を感じていた。いつでも誰かに見られているような気がして、ふいと後ろを向くのだが誰もいない。そのうち気にならなくなってしまった。
見られて困るようなことはしていないのだ、勝手に見ればいい、そう言う気持ちになってから心が自由になったように思う。
もう一つおかしな話がある。私には親はいないに等しい幼少期だったのだが、絶えず囁くような音を聞いていた。否、暗黒と言う黒板に浮かび上がるような感覚だ。
子供の頃は意味も考えず漠然と感じていた。不思議とも思わなかったのだが、この話を人に話すと訝しげに[あんたの言ってること分からない]と言われ続け何時しか話さなくなった。
普通の会話をする時も不安で[私の話分かる?]と、つい聞いてしまっていた。今から15年まえに書いた言葉は無意識に浮かんだ言葉で、意味がチンプンカンプンだったのだが書かずにはいられず、せかされるように殴り書きしておいた。時々、読み返してみると人間に対する警告と私自身の無意識に気付かされる。
人間が一つの運命と言う川を流れる存在なら、川の流れがどこに向かっているのかを感じる何かが人間の中にはあるのかも知れない。
このまま行くとナイヤガラの滝に向かうだろう。そう言う光景が漠然とよぎる。動物の中には集団自殺をする群もあるらしい。
暴走を止めることは出来ないのだが、自滅するしかない群からはぐれ、安全地帯に避難は出来る。
親が子供を守るように遠い過去から囁く警告があるのだと思う。
ケアーの仕事をしている。仕事場に制服がないのが幸いだと思った。昨日はピンクのブラウスに水玉のリボンを結んでの服装に大勢の利用者さんから賛辞を頂き、改めて自分の考えに自信を持った。
心から接したいと願っていても行動や姿勢にならなかったら伝わらない。
リボンを指差し[可愛い]と言われ、その後に[汚れるよ]が付いてきた。
やっぱりな。
利用者さんも私たちを鏡に自身を見ている。見えなくなった目でなお他者の中に自分の姿を映しているんだ。
素敵な人と会う時、人はおしゃれをしてでかける。同じ心理だ。どうでもいい人なら気にもかけず無造作な格好で行くだろう。
デートの日に彼女が無造作な格好で来たらあまりいい気はしないのではなかろうか。ちょっとしたことで人は感じたりする。
退屈な施設の中でいかに楽しく過ごして頂けるかを考え、思いついたのがファションで目を楽しませてあげることだった。これって一石二鳥だよ。おしゃれすることで身を引き締めて仕事も出来る。
まずは中身なんだが、中身だけでもつまらない。
私にとっておしゃれは気分転換でもあった。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[05/17 backlink service]
[02/04 オトナの即愛倶楽部]
最新記事
(04/22)
(04/18)
(04/15)
(04/14)
(04/14)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(06/24)
(06/25)
(06/26)
(06/26)
(06/27)
アクセス解析