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人間不信だったのか幼い頃から唯一信じれるのが神であった 姿も見たことのない存在は私にとって裏切られることのない確かなものであった そうでも思わなかったら私は生きては来れなかったからに他ならない 家庭、家族そう言うものとは無縁な人間にとってこの世界は殺風景な空虚さに満ちている 今では神は人間の内にこそ宿るのだと知っている 慈悲に満ちたマザーの瞳が宇宙の果てまで注がれていたように 神は彼女の内部に普通の人間には持ち得なかった精神となり、貧しき人々に捧げられた 皮肉なものだ 誰よりも人間らしい人間が鋭い感受性を備えそれ故に苦しまねばならないとは 何のために心と言うものがあるのだろうか ただ傷つくだけなら誰も心の存在は認めたくはないと思うだろう キリストの受難とは彼の感受性でしかない 苦しむ者と共に苦しみを分かち合う でも現実にはそんな人間は馬鹿をみるだけでしかない 彼らは苦難に会った時には神を崇めるが一旦苦難が去れば再び欲望と我欲にまみれた生活を取り戻すだろう その繰り返しだ
何をもってしても満たされないこの心は純粋な神のような愛でしか安らげはしない
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無言で呟く祈りがある 言葉にはならない祈りをあなただけは知っている どこにも誰にも打ち明けられない祈りをあなたが聞いているのら叶えて欲しい この心からの祈りが[死]であるなら苦しみからの解放が[死]であるなら、永久に目覚めぬ死も安らかな寝床に他ならない
住み慣れた意識を離れる時決まって襲ってくる感情が得体の知れない怪物のように無意識から立ち上がってくる 何度も経験していて[またか…]とは思うが気分が悪い 眠っていると意識でのコントロールが不可能になる 人間の意識はなかなか変わらないのだと言うことは我が身をもって知っている 自分が現在立っている意識と言う土台からもっと深い意識へと降りていく時に感じる恐怖 冷静に考えたら最初から自分の内部にある場所に移動していくだけなのだが、落下するような感覚がある 意味不明の様々な感情が怒涛のように突き上げてくる 内面からの崩壊が幾度も繰り返されるのだろう 意識改革は他人から強制されてできるものではない よっぽどのことがない限り人々は住み慣れた意識に留まり続ける 外的な変化が人々の意識を揺るがさない限り安住し続ける 意識改革は内部破壊でしか起こらない しかし気分が悪い 船酔いでもしたように足元がおぼつかない
他に何を知る必要があろうか 素晴らしい書物に出会ったような感動を与える存在の前で言葉を失う 血となり肉となった生ける芸術が目の前にいるのだ
(気が向いたら話してね)そんなとこかな 強引は嫌いだから自然と打ち明けてくれる日があれば美しい音楽を聞くように耳を傾けるだろう 体は嘘はつかない 肉体の隅々まで行き渡った生々しいまでの呟きは無言だ 指先が、動きが、瞳が全てを物語っている ただ眺めているだけでふつふつと湧いてくる感動が全身を駆け巡る 弾力性のある肉体は牡鹿のように機敏な動きをする 動く度に瞳を釘ずけにせずにはいられない 人間と言う儚い芸術は愛の薄絹をまとったように豊かな内面を露出し誘惑する 芸術家が描いた作品は金で買えるが、神が作った作品は如何なる科学者にも芸術家にも作れはしない この瞬間にだけ存在しうる
生まれてから一度も女であったことがなかった 否、女になれなかったが正解だろう 新坂の時、私は子供として愛されていた 新坂もそれを承知していたはずだ 男には汚れのない子供を育てて自分の理想の女にしたいと思う気持ちがある あの頃の新坂を思い出すと強引ではなかったがそれとなく感じていた私がいる 新坂の理想の女…その女はサライが密かに胸に抱きしめている女だった 皮肉だね 長い年月を過ぎて新坂が望んでいた女は新坂とよく似た人に出会った サライにあった時、と言うよりサライのことも知らなかった頃どこからか[帰っておいで]と言うような言葉を超えた訴えのような感覚があった サライを実際に見たのはその後で、それ以来[帰っておいで]は聞こえなくなってしまったのだが、新坂に対して女にはなれなかった私の無念なのか新坂の無念なのか、どっちかは知らないのだが、サライといると私は昔の私でありながら一人の男を切ないほどに愛している女の私に目覚める 新坂とサライの間には不思議な繋がりがある 変わったのは私だけで私
を愛した人は少しも変わってはいない
新坂、女っていいね 初めてそう思えた 多分、愛すると愛されるは同じなんだ互いが相手を思い努力すると言う点においては 受け取ると与えるのバランスが男と女にあれば互いに浸透しあうものなんだろうね いわばキャッチボールしているようなものかな 男と女のバランスがうまく取れて初めて穏やかで生き生きとした日常があるのかも知れない
恋愛には興味がなかったけど、男と女がつくる物語は芸術そのものにも思える


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