光栄に存じます

昨日、本屋で無料で頂いた本の中に、ココ、シャネルを絶賛した箇所があり、再び過去へと心がタイムスリップ。デッサン教室で一緒だった友人は、ココが好きだったのだろう。美人の彼女に憧れていたのは私の方。憧れの美人から、(ココ、シャネルに似てる)言われて、ココの本を読んだ。写真もあり、何処が似てるのか解らなかった。ココは可愛い人だった。似てるとは思えない。生い立ちは確かに似てる。それだけで、同じ人間が出来るなら、苦労はしない。今、偶然手にした本を読みながら、友人の言葉が蘇る。私は二十歳迄少年の様に過ごした。周りも私が女であるとは思ってなかった。ジーンズとカッターシャツがお気に入りで、今でも好きなスタイルは、活動的な服ばかりだ。ジーンズをはいていると、日本の文化である和服は私には絶対無理！今が全てベストではないが、着る物に関してはラッキーと思っている。ココを知る前から私はココと同じ物を好んでいた。ココに限らず反骨精神の持ち主に惹かれる。イマジネーションは私が生きる為に必要な要素に過ぎない。私自身の故郷は貧困と精神的苦痛とイマジネーション。特にイマジネーションは私の幼い日
の世界。現実に忘れかけていた故郷は私の夢に現れ、私を引き戻そうと囁き続けた。現実の大地ではなく、故郷は人の心にあるイマジネーションなのだと知った時、帰りたいと初めて思った。友人には感謝したい。こんな素晴らしい人に私を例えて頂き。私自身ではないが、人々に自由と愛を与えたココ、ヘレン、手塚先生。私の大好きな人に恥じない人生を歩きたい。素朴に生きて来ただけなんだが。

理想的人間

私が何時も話している神様とやらは軟体動物で、知性を備えた存在だ。頭の中でイメージした物に形を変えて行く。この地上に新たな高等生物が生まれるなら、今の人間以上に柔軟であって欲しい。私は社会は一つの生命に思う時がある。手には手の役目がある。足にも、感情にも。一人の人間では担えない程人間の各部位が肥大したのが、社会であるなら、自分の大切な体でもある社会を汚したりはしない。自己拡大すると社会を担っている個人が見えて来る。私は歩く時、足がある事を嬉しく思う。見える事が当たり前であっても、目に感謝したい。長年連れ添った私自身をいとおしくも思う。最後の日まで私と供にある心が、世界を写す時、そこに私がいる。個人と世界を隔てるものは見えず、果てしなく自己が拡がる。感覚として感じものがあり、そんな時は、孤独ではなく個性としての私を感じる。自分らしく生きてこそ健全な社会もあるのではと思う。

今日、私の誕生日。

ドラえもんと同じ日に生まれたが、私の方が先だ。９月３日。手塚先生は１１月３日生まれ、亡くなったのが２月９日。妙な気分。手塚先生が亡くなった日、叔父が交通事故で即死して、たまたま、東京にいた。帰りの新幹線の中で手塚先生の死を知った。偶然なんだろうが、重なると複雑な気分になる。誕生日が来る度に手塚先生を思いだす。アンポンタンで大変ご迷惑おかけして、すみません。私の好きな神様に何と無く似ているから、つい、甘えたのかな。ホンワカした顔でアンポンタンを見てる目が優しかった。うん。今は何も言わないけど、思いだすと、うん、と、うなずいている私はあの日に帰っている。

遊んでいていいのかな

現実は情け容赦なく、無情だ。経済的に切羽詰まって、我が身をジワジワと追い詰めて行く。焦っても仕方ないのだが、あ～のどかだぁなんて、言ってり場合ではない。金が全てではないが、解決する問題は大抵金が絡んでいる。紙切れごときに悩まされている自分にも腹が立つ。あんな物さえ無かったら、経済も人間も狂うなんてないのに。便利の反面には失う物が多い。何処かの馬鹿は金さえあれば手に入らない物はない、と、豪語して大切な人間性を見失なった気がしないでもない。時代の寵児ともてはやされたのが嘘の様。世の中と金に踊らされた。メディアは怖い。禿げ鷹並の食欲で、人間を食う。いい加減な記事書くなら、笑える話しにしてくれよな。笑えないのは、あんたらの下らない記事と私の現実。理想を追い求め、のたり死ぬなんて真っ平ごめん。こちらも金同様適度がいい。理想も金も人間が生きて行くのに必要があるから、値打ちもある。

悪運の連続

悪運が強いと言われてもねぇ。嬉しかない。今日たまたま、悪運について調べていたら、不運、悪い事をしても、結果が良くなる運命だと。私にピッタリじゃん。悪運の連続で、バカ親には言われたくなかったが(お前はどうやって生きていくのか)いらん心配する暇があったら親としての責任、果たさんかぁ！あの言葉思い出す度にむかつく。最大の悪運はあんたが作ったんだよ！私は弟と違って、あんたを信じてなかったから、今生きてるけど、あんたみたいな最低の人間を信じて道を見失なったあいつはどうなんだ。あんたが殺した様なもんだろうが。押し付けがましい性格が、息苦しくなるなんて、思いもしないだろうな。子供はテメェの所有物じゃねぇ。私に宿命があるとしたら、親がいない人間がいると言う事なんだ。私は一度も親と思った事はなかった。私には弟の気持ちが解る様で解らない。苦しみは解っていても、何故逃げなかった。他にも生きる道はあったはずなのに。悔しくないのか！あんなバカ親の意識に飲み込まれて。手遅れなんだが、助けてあげれなくてごめんね。私も生きるのに必死だった。闘いの連続だった。悪運が強かっただけ。