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そこかしこにあなたの姿が見え隠れ、恋は盲目。
あれはわたくしの憧れを映し出しているだけでしょう。
わたくしと同じ思いをあの方にも抱いていてほしい。
恋する者を惑わすのはいつものこと。
知っております。
惑わしてください。愛を無くした星に埋もれ死ぬ定めならば愛おしい人の胸のうちに死するを欲します。
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あぁ、あなたの言葉が真実を打ち明けたなら叶えてあげましょう。心は真実だけを愛するのだとは知らないのか。真実の前で衣装を脱ぐ舞姫は月夜に、そっとあなたのしとねをおとない、裸身を横たえるのだとあなたは知らない。
舞姫の瞳には真実だけを読みとる力が宿る。
愛してるのですか、あの方を。
打ち明ける勇気さえ砕けてゆきます。砕け散る心は煌めく星になり、月に例えましょう。そっと月に寄り添う星になりましょう。
知人と娘から似たようなメールが入り、笑ってしまった。
好きにしたらええがなぁ。
どうでもよくなったらいつも呟いていたセリフを心の中で囁く。立場は違えど同じ人種はいる。
知人に[あなた学校の成績良かったでしょう?]と、投げかけたら[そうよ]ときたもんだ。
狭い教室でしか学べなかったのを哀れんで言ったのだが、学歴至上主義の世の中で毒された心には誉め言葉になる。
正に半径一メートルの狭い檻に捕らわれ、他の世界を知らぬ。
どうでもいいよ。好きにしたらええがなぁ。檻の中はいいねぇ。襲われる心配もいらない。自分の安全だけが全ての人間は家畜みたいなもんだ。文明の家畜。
煮ても焼いても食いたくない。
家畜だって多少の運動してっから身が締まって旨い。味気ない肉を食うのは誰も好まない。
人も同じだ。
読みたくなる書物。好奇心をかき立てる人間。
わくわくしなくなったら、心臓は勝手に動くだろうが、心は死んでしまう。
檻の中にいれば長生きはするだろう。
長生きしたとこで、たかが100年だ。あっけないもんだ。まぁ、精々長生きしてくれ。
子供から見る私は永遠に親でしかないのか。血の繋がりにいつも、苛つく。
母も父もろくでなしだった。母は世間並みの常識人。母の自慢は世間並みで、変わり者の私を何とか自分と同じように下らない人間に仕立てようと躍起になって私を非難した。母は覚えてはいないだろう。悪気はないのだから、母には他の考えが浮かばないのだ。自分の考えが全ての基準になり、異なる考えを持つ者を受け入れない。
私は永遠に母の子供と言う奴隷に過ぎない。
親になったら今度は子供の奴隷だ。私は誰かの付属品ではない。
もう、うんざりだ。
どのように表現すれば愛おしい人の心を捕まえる事が出来るのかを考えるのは物書きにも言えるのだろう。
私の父は私を愛していた。だが、彼はあまりに幼稚すぎた。誰もが愛してはいるが、愛し方が分からないのかも知れない。
物書きも同じだ。読者を愛人と想わなければ、心を捕らえる事は出来ない。私はゲーテが苦手だった。彼の格言は好きだが、恋愛詩になるとさっぱり分からなかった。ゲーテともあろう男が女子ごときにあれほどの情熱を注げるものかと、訝しく思った。
ハタッ!と立ち止まる。待てよーありゃもしかして読者に向けていたのではなかろうか。
ゲーテの言葉に[私を読み解いておくれ]と訴えている箇所がある。言葉をこよなく愛していたゲーテの真の狙いは、多くの読者へのメッセージなのだろう。
詩人は沈黙をこのまない。だが、胸にしまっておくこともできぬ恋心、いかにうちあけようか。夜毎ゲーテは思いつめていただろう。
ゲーテが密かに打ち明けた言葉を読み解く読者を恋人とし、こよなく愛したであろう。


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