限界と制限

一番嫌な言葉。なんだが、得意技を使うと、逆転するから好きかも。私の嫌いなものは得てして大切なものだったりする。恋愛でも嫌な奴と思った人に以外性を見い出し、気が付いたら私の方がのめり込んでいた。忌々しいが、事実。振り回され、知った世界は数知れない。今では感謝している。出会いが無かったら、今の私も居なかった。 のめり込む事で相手を自分の中に取り込む。振り回される事で世界の拡大になる。負けるが勝ち！ 意識するしないに関わらず人間の成長は出会いに他ならない。無意識の中でうごめく、魔可不思議の国のアリス。制限と限界を知らない世界への飽くことなき冒険。なんだが個人の力には限界がある。限界と考えるか、私個人の最大ととるかで、行動も新たな動きになる。限界を最大限に生かすのも、個性のうち。嫌な言葉だが、受け入れなくてはならないものはある。嫌々ながらの行動はマイナスにしかならない。マイナスを重ね続けても山は出来る。登山した事ないけど。山は空に向かってそびえたつものだけではなくて、自己の内部にドンドコ降りて行くのも登山だと私は思うのだが。限界があるとしたら、自己の内部の一番深
い所への到達以外考えられない。なんせ外部にあるものには余り興味がない。