携帯から書く日々ブログ
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娘に進められるがままに読んだ本で一番好きな本はビィクトル、フランクルの夜と霧。アゥシュビッでの彼の体験が凄まじい迫力で迫ってくる。[繊細な者ほど過酷な運命に堪えうる]この一言が私の心を捕えた。ひと切れのパンをポケットにしまった彼の心には明日があった。空腹も彼の強靭な精神から自由を奪う事はできなかった。人間は同じ経験をしながら、感じ方が全く違う心をもつ。その最中で彼が感じたものが彼自身の証明に近い言葉として残されている。本はいい言葉の所に立ち止まり何時間でも思いに更ける事が出来る。一冊丸ごと読む必要なんてないと私は思う。繊細な者ほど過酷な運命に堪えうる。短絡的な事件の多い現代は案外、神経質ではあるが繊細さに欠けるのかも知れない。似て非なるもの。紙一重の違いなのに大きな違いになるのは何故なんだろう。
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