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いたらない親だと思う。だけど私なりに愛しています。一番最初の出産の時は自分の痛みに耐えきれず、子供の苦しみを知る余裕がなく、看護婦さんから叱られた。 お母さんが下手にりきむと赤ちゃんは苦しむ、と。二番目の時、その言葉が心に残っていた。痛い、苦しい。隣のカーテン越しに叫ぶ声が聞こえてきた。私は自分の太ももに爪をたて、痛みを違う場所に移した。難産の結果、元気な産声が聞こえた。初めまして、最初に我が子にかけた言葉。 病院での一週間、子供を脇に抱え過ごした。時々、夜中にぐずって眠れず、看護婦さんが預かりましょうかと言ってくれたが、断った。この子のリズムに合わせて眠るからいい。 生まれてすぐの子供はきっと不安なんだろう。言葉で訴える訳ではないがそんな気がした。そのせいかな、下の子は扱い易かった。電気を消したら寝る子で、私も楽だった。上の子で学んだ事を下の子に与える。そう思うと上の子は損だ。だけど私が学んだのは上の子から。後になって、上の子に、実験だったと言った事がある。失礼な言葉かも知れない。だけど、人は誰かを傷つけながら生きている。皆、そうだ。そうでない
と言い切る事が出来る人は人に対して無関心なんだろう。ごめんね。ありがとう。何となく無責任に親になったみたいだけど、愛する苦しみが時には喜びにもなるのだと知った。 今なら言える。愛されるより愛する方が絶対人は幸せを感じると。それは自分自身のうちから湧き出てくる神秘の泉に思える。ふっとした瞬間によぎる幼い日の子供の仕草、最初の言葉、牛乳はにゅにゅ。お母さんはタータン。他にも一杯ある。子供がいつの日か聞いてきたら伝えてあげたい。私の中の見えないアルバムを開き伝えたい。
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