初恋

私が好きになった人は、私の後に立っていた人が好きだった。彼の目がキラキラ輝いていて、目に恋した。私のものにならない心、解っていたけど、あの輝いた目で私を見つめてくれたなら。なんて、思った訳だ。 先日若者と飯食いに行った。その中の一人の話しに面白そうな子がいた。彼は彼女の事は何とも思ってないらしい、が、彼女は彼が好きらしい。可愛さ余って憎さ百倍と言う所かな。(こんなに好きなのに！)ビンタを食らったとの事。ケラケラ笑いながら話している、彼も面白いが、私は、ビンタの彼女に会いたくなった。 今度紹介してくれるらしい。楽しみにしてる。自分勝手な愛なのは解っている。素直でいいな、強引でいいな。正直でいいんじゃない。 彼には理想の女がいるらしい。理想は何れ挫折に終わるだろう。それも人生さ。