携帯から書く日々ブログ
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ガキは要らない。ずーと、思っていた。幼年時代の記憶が真っ黒に塗り潰されて、思い出したくもなかった。やみくもに逃げて来て、ガキに引き戻された気がする。悪い事ばかりでは無かった。地獄に見えた世界で、心は現実とは違う夢やら、イマジネーションを育んでいた。見覚えある景色に足を止めると、私がガキだった頃住んでいた世界だ。書くと言う作業も、私自身の思い付きでは無く、ガキから進められたからかも知れない。断片的に書いていたが、今読み返すと逃げ続けた私がいる。古いアルバムめくる様に過去を振り返る。あの日の心情が鮮やかに蘇る。今では届かない思い出が鮮やかになる。触れるものには、微かではあるが刻まれているものがある。私の弱点を教える様に。弱点であったのは過去においてであり、状況が変わった今になると武器になっている。言葉を探しながら、ピッタリのものに出会った時の喜びはガキの時感じたものではあるが、違う点がある。ガキの頃は感じる自分が私を苦しめてきた。落ち着いた世界で辺りを見渡すと、ガキの頃の心が映す景色は現実より楽しく、美しい。私にさえ気がつかない所で心は成長していた。堪えるだけの力を学び続
けていたのだと知らされた。心が成長しないと受け止められない世界がある。死なずに生きていてくれた。弱点にしか見えなかった心を否定しか出来なかった。誰に否定されても傷付かない。私だけは認めている。心が映している世界を。私をこの世界に誘ったのは現実のガキと私の中のガキなんだ。私に思い出して欲しかっただけかも知れない。最近あまり出て来ない悪ガキも安心したのか、おとなしい。暴れ過ぎて疲れて寝てるのかも知れない。思い出してあげる事で取り戻せる何かがある。悪い事ばかりじゃない。受け止める力が無くて失っただけ。 PR |
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