男運

独身の時、町の占い師が言ってたのは、悔しいが当たっていた。(男運はいいが、貴方がわがまますぎる)当たってはいたがわがままではない。ただたんにあきっぽい性格なんだ。年とともに気が付いた事は多い。言葉の解釈も変わっていった。若い時は全て自分が悪くて、嫌な人間だと、自己嫌悪の日々だ。 そんなもんかも知れない。上手く自分と付き合えない。理想的な自己象を描き、当てはまらないと切り捨てていた。気が付いたら心臓だけが残っている。これじゃ生きてる意味ないじゃん。嫌なんだが、見映えより効率がいい方がいい。わがままでいい。結婚が全てではない。自分に合う生き方がおしゃれなんだ。似合いもしない自分でギクシャク生きていたって楽しかない。うーんとわがままに生きて、孤独になっても、今が最高にいい。自分らしさに出会うと、他の自分は考えられない。男運ねぇ、確かに悪くはない。大した男がいないだけ。

空白の美

始まりと終わり、生と死、空間に見る美が私は好きだ。びっしりと書き込まれた手紙より、さりげない一行の言葉から、生まれくる世界が好き。金子みすずが好き。私は性格が悪いから、詩人にはなれない。だけど、死人にはなりたくない。せめてもの抵抗、詩人にはなれなくても、生きてる限り人間であり続けたい。 この世界の空間に小さな足跡を記す。いまだ、記されていない道と等しく、過去へと続く道は記憶に刻まれる。生と死の狭間には不思議な空間がある。この空間をこの命で飾ったなら、きっと映えるであろう。詩を愛する心は空間を愛するようなものかも知れない。金子さんの詩を読みながら、拡がり行く世界を追い掛けて行く。

ノリノリで悪口談義

人間が出来てないから人の悪口嫌いではない。人それぞれだから、いいんでないの。私も誰かに貢献してるかも。そう、貴方の知らない所で酒の魚になっている。魚にもならない輩もいる訳だから、人生は楽しまなくてはもったいないよな。わしゃ悪口大好き。提供して下さった方にはただ感謝しております。貴方が居なかったらこんなに盛り上がる事はなかったでしょ。今日の主役は貴方です。明日は私が主役を演じます。皆様、心ゆくまでお楽しみ頂けたら、幸いであります。フィナーレ。

可も不可もない

話しにならない、どっちつかずで、さて、似顔絵書こうにも描きようがないのだ。馬鹿でもないし、賢くもない。なんか、中途半端なんだなぁ。居ても居なくてもいい。チョツと邪魔、くらいの存在。置物のように静かにしていたら、わしゃなんも言わん。そいつがたまにしょうもない事いうから、ややこしくなる。空気読めよな。貴方に申し上げる事は以上であります。本日はとある人のリクエストにお答えしてのスケッチ故、こんなもんかな。私自身の感覚より、他者の意識を描いたような。 たまには、こんなスケッチもいい。わしゃ、どうでもいい。

貧相な顔

人の事悪く言ってはいけません。何時の時代の話しかよ。テレビ見てたら、マジかよ、という事を平気で言ってる。言葉より顔を見てしまう。貧相な顔してんな。日本が堕落して行くのも仕方ないか。妙な納得してしまった。品がない。お上品ではあるが、日本語は微妙に面白い。じんわりとした味わいがある。最近、英語にチビッとはまっているが、気分に寄って英語ね方が乗りがいい時もある。言葉の響きは国民性にも影響するのだろう。ラフカディオ、ハーン。が日本特有の湿っぽいイメージをローマ字で表現した気持ちが解る。否定してる訳ではない。ベタベタした日本の人間関係が今悪い方が際立っているだけなんだ。日本文化の見直しがあってもいいのでは。個人の人格形成無くして、日本の本来の良さは発揮出来ない。もう少し、考える民族であって欲しい。受け継いできた意識を改め、考え直さないとヤバイかも。わたしゃ選挙にも行かないし、政治屋さんのやってる事が笑えるから、いいのだが。笑えるうちが花、笑う事さえ出来なくなりそうでわしゃ怖い。 好きにしたらええがな。だけど、笑える範囲にしてくれ。