ノンビリした時間

足を痛めて一週間が過ぎた。 出掛けるのは控えて、自宅でテレビ見たり、胸のうちから湧き出るものを、考えていた。夢の中なんだが、思いも寄らない人が出てきて、(別れた訳じゃないのだ) 出会いの頃から予感があって、何時か又出会う気がしてた。現実での別れは大した事ではない。信頼しあっている時、別れに脅えたりはしないもんだと思う。本の束の間、互いに異なる現実を歩くのだが、道は又一つになる。奇跡ではなく、信念と言った方が当たってる。同じものに何度も会う。姿形ばかり探していては見逃してしまう。 目の前に現れると何かが囁く。 暫くは気がつかなくても、思い出す。確かに運命の女神は前髪しかないのだろう。しかし、何度も現れたら嫌でも何時か捕まえる。そのくらい、しつこい。だから、焦らない。 案外貴方を試しているのかも。 運命の女神ならそのくらいやりかねない。

過酷な運命と宿命

ヘレン、ケラーに励まされていたのかも。私の原点でもあった。過酷な現実の中であえいでいた私が目指した人間はヘレンだった。偶然の出会いではない。振り返って見ると、確かな足跡が記されている。今では誰にも知られる事もなく記憶の中にしまいこまれているのだが。イマジネーションは人間に与えられた想像力。もし私にイマジネーションがなかっら、ヘレンをこの胸に宿す事はできなかった。ヘレンの命からのメッセージを受け取る事はできなかった。イマジネーションは人と人を繋ぐ見えない絆、言葉を残してくれて、有難う。あの言葉が無かったらと思う事は多い。ヘレンも手塚先生も今はいない。大切な事は正しいメッセージを受け取ったかどうかなんだ。愛する人が残したメッセージを。偶然なんかじゃない。私の中のヘレンが手塚先生を呼び、私の出会いの数々を創造している。誰を愛していたのかが解る時、愛する自分も見えてくる。真面目な話しは好きじゃないけど、これだけは解って欲しい。心からの愛は似姿になるのだと言う事を。貴方の姿を通して愛は現れる。嘘はつけない。真実の愛の前で人は嘘はつけない。 何時も誰かを愛していないと生きて
行けないから、寂しいから、常に誰かを愛し続ける。時を越え、同じ人に巡り会う。だから、それは、偶然なんかじゃない。意図せずして選択した私がいる。無意識に選択したにせよ、私の命懸けの選択だったのだ。過酷な運命に誰もが見舞われる訳ではない。世界の何処かで、過酷な運命に立ち向かっている人がいる。解っただけでめ、自分だけじゃない。そう思える。真実の愛の前では妬みなど生まれる事はない。もし貴方の心に妬みが生まれたなら、自らに問掛けて欲しい。真実か嘘か。きっと応えてくれる。揺るぎないものは何度も貴方の心の扉の前でノックする。たとえ貴方が眠っていても、静かな夜に訪れ貴方に愛の在りか告げる。

逃げるも勝ち。

マイナスをプラスに変える。物事をありのまま見つめ、オリジナルを創造する。否定も肯定もせず、あるがままの現実とあるがままの貴方が手を繋ぎ歩く。何時の時代でも苦しい事はあるのだから、今だけじゃない。多くの人が乗り越えた。だから、今、私はこの現在にいる。遥か彼方を目指し歩き続ける私がいる。命のリレーが築いた文明があるのだが、築いたのは、蟻の様に小さな存在でもある人間なんだから。 危険を感じたら逃げてもいい。逃げた先に見えるものがある。人間が原点なのだから。自分から逃げなければいい。 何処に行こうと人間なのだから。

笑って許して！

和田秋子さんの懐かしい歌。漫才見ていて、思った。新庄さんも。笑いと笑顔が戦後の日本を支えてきた。お笑いの芸人さんが増えているのも偶然ではないのかも知れない。芸術はあらゆる形をとり、生まれる。時代の要請に合わせて。深刻になっても解決しないものがある、笑うしかない。笑えるうちが花、笑えなくなるのがただ怖い。多分笑っていたら、新しいものが見えてくるのかも知れない。何事も余裕と自信がないといけない。余裕ばかりで自信がないのが今の世の中なのかな。恵まれた環境で人間が自信を無くし、補う為に傲慢と言う形をとっている様な。
時代は変わっても人間は変わらない。地道にこつこつと自分を創造すればいい。文明は限られた時間を生きた人間の合作なんだから。たった一人の人間では成し遂げる事はできなかった。たまたま、この時代にいるけど、姿勢だけは忘れてはいけないのかも知れない。

明日は違う貴方が待ってる。

悪口好きなんだが、伝わらないと虚しくなる。伝わる人って自覚してるんだ。なんだか、救われる。 ミロのビーナスは確かに美しいよ。たけど、生きている貴方には敵わない。 悪口言っても知らん顔してるし、やる気無くす。喧嘩も相手があるから、楽しい。ビーナスでは駄目なんだ。解って欲しい。喧嘩だって、コミュニケーションだよ。