ゲーテしゃん

ゲーテは洞察力が優れた人物だったらしい。詩は好きじゃないが、格言は好きなものがいっぱいある。つい、座布団あるだけ持って来い！と言いたくなる。ゲーテの顔も好きじゃない。私が好きな顔はモナ、リザかな。一応真面目な顔だが、案外ユーモアの達人だったのかも。並の男では満足できなかったに違いない。これって不幸な人生だよね。ひろ～い世界に一人ぽっちじゃん。ゲーテの言葉に(詩人は沈黙を好まない)私はこれが一番ゲーテの本音に思うのだが。

操り人形

疑う事はしないが、不安には脅える。この辺りの人間の心理は巧く使えば経済効果を上げる事が出来る。商売人とは、人間の心理の弱点をついている。私も経験済み。如何にして買わせるか！不安を煽られた人間には冷静な判断は不可能。惚けた奴は別だが。

肩身が狭い

世の中に出て、大分後になって気付いたんだが、肩書きないと認められないんだ。面倒臭いもんだなぁと言うのが私の率直な気持ち。今更世間様から認められたいとは思わないが、働いた分の妥当な給料位は払えよなとだけ申し上げます。政治には関心が無いが、なんで支持率が重要なんかが解らん。多数意見が尊重されるのは構わないのだが、真の民主主義とは国民一人ひとりが考えると言う事だよな。人任せにしないと言う意味だよな。民主主義って依存してるだけだった様な。まずくなったら国の政策が悪いと言うが、大体私の今までの経験からすると、馬鹿なトップでは馬鹿な連中しかついて行かないんだよね。

野次馬根性

知人が車の免許を取りに行くと言うから一緒に行こうと言う事になったが、知人は行かなかった。私も一旦断念。再び違う知人が免許を取りに行くと言う話になり又便乗。この知人も結局行かなかった。嫌気さして一人で行った。知人が喫茶店やると言うから、私も。兎に角野次馬なんだろう。料理が面白い時は料理のプロを目指す。車が好きだった時はタクシードライバー。歌うのが楽しかった時は歌手。なんかいきあたりバッタリの人生だった様な。最近書く事が面白い。が何故か作家にだけはなりたいと言う意欲が湧かない。書くと言う事も元旦那が書いていたから、ほんじゃ私も書く！何処までも単純で根拠がない。勉強にしても、受験を目指した訳でも無く、兎に角何でもつらつらとやってる訳だ。必死こいてやってる人からすれば、軟弱極まりない人生だ。小学校の時友人がスチュワーデス目指し頑張っていたのが羨ましかった。私にはそんな意思ないもんね。今日生きて行けたら後は好奇心で其処ら中飛んでいるだけ。本当に好きな生き方は今の私かも知れない。私らしい私は目標も無く、歩き回って面白い事見付けたら、オーラッキー！と叫んでいる。期待してない人生では
あるが、面白いもの探す達人だとは思う。

閉ざされた心

東京にいた頃、知人がトイレで泣いていた事があった。泣けると言う事を羨ましく思った。普通の感情、悲しい時泣く、楽しい時笑う、腹が立った時怒る。当たり前の事が出来ない。無性にやりきれない気持ちになる。泣くと言う事から学び直した時期がある。感情がないから、心は邪魔されずに真実を見る事が出来る。真実は厳しい。臆病な感情に流され、真実を見る事は出来ない。私の憶測ではあるが、人の心を感じる時、冷静な世界がある。感情には暖かみがある。温もりの様なものさえ感じる、が、正しい判断を失わせるのも感情。いいんだか、悪いだか解らない曖昧なもの、それが感情なんだろう。私は理性的な人が好きなんだが、その理由は解ってる。感情は常に同情を伴う。貴方と私の悲しみは同じである、と言う様に。同じである訳ないにも関わらず、錯覚を起こさせる。溺れかけた人と一緒に溺れるのが感情だ。それじゃ何時迄たっても何も変わらない。悲劇は何度も繰り返され、愚かな行為は止む事はない。他者に感情が向けられる時、哀れみ、同情などがある。純粋な感情はこれらを拒む気がする。火炙りになりながらも耐える。私の中の感情はそうだった気がする。