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花を見て、美しいと私が思う時、私は幸せの真っ只中にいる。誰にも知られない秘密の国に私は憩う。しかし、私はそれが長くは続かないことを、かすかな予感として、怯えてもいる。花は散るからこそ美しいのだと、言い聞かせても、永遠の花を求める愚か者に過ぎない。憂鬱が私の手を握り離してくれない限り、私は脅え続ける。何時か、優しい眠りが訪れるまで。
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ここにいたら死ぬな。昔も同じ事を思った。息苦しい毎日から逃げる様に家出を繰り返していた。何も生まれない空気がある。私は墓場で死を待つ者の様に息を潜めている。人間の豊かな空想力を奪い、絶望へと駆り立てるものがある。生きている事はほんの一瞬の儚い夢に過ぎない。苦しみも又。永遠なるものは一瞬瞬く感動に過ぎない。儚い命を永遠にかえるものがある。儚いと知りながらも、私の心には忘れられない感動が今だに息づいている。遠く離れて、なお私が求めるもの。それはあまりに儚く、あまりに鮮烈だ。
何もかもが意味を失う。かって私の中で価値を持っていたものも今ではガラクタだ。生きていたら何時か、そんな戯言も、暗い日には通用しない。一体何が私の中を通り抜けたのだろう。意識が変わる度に辺りは闇になる。暫くして目が慣れてくると、新たな世界を見い出す。だが、今回もそうだと言う保証はない。
私は疲れてしまった。私を捨て去って行っても貴方を恨みはしない。貴方は目的を成し遂げるまでさすらうのでしょう。古びた衣装を脱ぎ捨てるように。戦場を嘲りつつ、屍をふみこえ貴方は永遠に生きていくのでしょう。幾度も貴方は衣装を変え存在したのです。貴方は残酷でもありました。貴方に祈ることはあっても願い事はしなかったのは貴方が私に願っているこてを知っていたのです。もう応えることはできません。貴方の思いを解っていても私に叶える力はもうないのです。どうか見捨ててください。貴方に見捨てられることが死を意味するのなら、そこが私のオアシス。憧れ続けたオアシスなのでしょう。
何かになろうと私は思わなかった。私は私になりたかった。人に認められるより、私自身に認められたかった。私の中の何者かに認めて欲しかった。私は貴方を知らない。だが、貴方は私を知ってる。唯一私を知る者が私の手の届かない深みで手招きする。そこにしか安らぎをみいだせない。私が生まれた時私は貴方と共にいたのです。死の予感に等しく逃れることもできないもの。それが死なら私は喜んで受け入れるでしょう。貴方から離れるのが怖いのです。私と共に生きてきた貴方を見失えば私は死んだも同然でしかない。


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